SMエンターテインメントが経営権紛争をめぐってイ・スマン元総括プロデューサーに対する暴露戦を続けている中で、韓国芸能制作者協会がSMの行動を指摘した。

韓国芸能制作者協会は21日に声明を発表し、「韓流神話を崩壊させているSM現経営陣の醜悪な暴露を直ちにやめること」と明らかにした。

韓国芸能制作者協会は「創業者イ・スマンプロデューサーとSMは、韓流K-POPの神話創造を成し遂げた主役であり、象徴的な会社」として「イ・スマン プロデューサーは1990年代初めに会社を創業し、アイドルグループとマネジメントシステムという新概念を導入してH.O.Tで成功を収めて以来、BoA、東方神起、少女時代、SUPER JUNIOR、NCT、aespaにいたるまで、数多くのスターを企画、制作してきた韓流K-POPのレジェンドだ。

続いて「韓国のレコード制作者たちは、現在SMの成功と名声が単純にお金と努力だけで作り出すことはできないということをよく知っている。そのため、経営権を掌握した現経営陣が泥仕合に追い込み、一夜にして韓流神話を崩す昨今の事態を悲痛で複雑な気持ちで眺めざるを得ない」と伝えた。

また「さらに今回のSMの事態を触発した張本人であり、これまでイ・スマン プロデューサーの後光を通じて高速昇進し、共同代表の座まで上がった義理の甥イ・ソンスが果たして現在のSMがあるまで寄与した功労が何かを問い詰めたい。彼が一抹の良心があるなら、いや正常な考え方を持っているのなら、このような裏切り行為を犯すことはできるだろうか。彼の稚拙な裏切り行為が単に一社の平凡な経営権争いだけに限られるものではなく、韓流に及ぼす影響を考えているのだろうか」とSMに疑問を示した。

最後に「現大株主であるHYBEが明らかにしたように、誤った支配構造ならば内部的に遮断したり変えればいい。経営上の疑惑があるならば内部的に確認し、手続きに従って解決すればいい」として「SM内部の問題を世の中の人々が皆、知らなければならない必要はない。イ・ソンス共同代表が明らかにしたように、貪欲ではなく、本当にSMのためのことなら暴露行為を直ちにやめてほしい。妻の甥という縁により信じて任せた経営権を武器に金融市場と文化芸能界の生態系を撹乱し、卑劣な貪欲の魔手を伸ばし続ければ、韓国芸能制作者協会は決して座視しないことを再度警告する」と付け加えた。

記者：チェ・ヘジン
写真提供＝SMエンターテインメント

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