ジス、名誉毀損で告訴した暴露者は嫌疑なしに
2023/01/18
俳優ジスがいじめ被害に遭ったと暴露した人々を名誉毀損の疑いで告訴したが、暴露者たちが嫌疑なしの処分を受けた事実が伝えられた。
17日、弁護士は「ジス側が依頼人(いじめ被害者)A氏を名誉毀損の疑いで告訴した事件について、不起訴処分(嫌疑なし)が下された」と明らかにした。
弁護士側は不起訴処分の理由について「依頼人が作成したコメントが虚偽の事実とは見られないという内容が、正確に指摘されている」と伝えた。
これに先立ちジスは2021年3月、あるオンラインコミュニティに掲載された文によりいじめ疑惑が浮上した。当時、いじめの被害者だと主張したB氏は、ジスが中学校時代、あらゆる悪事を犯したと主張した。これに対し、A氏を含む多くのインターネットユーザーが追加暴露のコメントを残した。
このような騒動に彼は当時、いじめを認めて謝罪した。当時出演中だったKBS 2TVドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』も途中降板した。しかし、4ヵ月後の7月に弁護士を通じて「最初の暴露文をはじめとする関連文とコメント作成者を虚偽事実摘示による名誉毀損疑惑で告訴した」と伝えた。
その後、警察の調査によりA氏とB氏はいずれも嫌疑なしの処分を受けたことが明らかになった。弁護士によると、ジス側がこれに異議を申し立てたが再び同じ結果が出た。これを不服としたジスは、抗告に続いて裁定申請をしたと伝えられた。
一方ジスは2021年10月に入隊し、社会服務要員として代替服務中だ。
記者:チェ・ヘジン
写真提供=キム・チャンヒョン記者
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