ソン・ガンホ&IU主演『ベイビー・ブローカー』、6月公開が確定
2022/04/11
是枝裕和監督の初の韓国映画演出作『ベイビー・ブローカー』が、6月に公開される。
11日、制作会社はこのようなニュースを伝えた。『ベイビー・ブローカー』は、匿名で赤ちゃんを預ける“ベイビー・ボックス”をめぐって関係を結ぶことになった人々の予期せぬ物語を描いた作品。
赤ちゃんを育てる適任者を探そうとする自称「善意のブローカー」のサンヒョン役のソン・ガンホから、サンヒョンのパートナー ドンス役のカン・ドンウォン、ブローカーの旅路を執拗に追う刑事スジン役のペ・ドゥナ、“ベイビー・ボックス”に赤ちゃんを置いていった理由も、帰ってきた理由も分からない母親ソヨン役のIU(イ・ジウン)、スジンと一緒にブローカーを追う後輩イ刑事役のイ・ジュヨンまで、豪華なラインナップも期待を高める。
公開されたティーザーポスターは、澄んだ空の下、1人の赤ちゃんを中心に思いがけず旅を共にすることになった人々の相反する瞬間をとらえて注目を集めている。“ベイビー・ボックス”に置かれた赤ちゃんの新しい両親を探し、特別な取引をしようとする自称「善意のブローカー」サンヒョンと、そのパートナー ドンス。お互いを見ながら明るく笑う彼らの姿を描いたポスターは温かいコンビネーションを予告し、和やかさをかもし出すと共に、『義兄弟 SECRET REUNION』以来12年ぶりに再会したソン・ガンホとカン・ドンウォンの一層深まったアンサンブルを期待させる。一方、予期せず旅路に合流した赤ちゃんの母親ソヨンが、心の中が分からない表情で窓の外を眺める姿は「ベイビー・ボックス、そこから始まった特別な取引」というキャッチコピーと相まって彼らの間の特別な事情に対する好奇心を増幅させる。
一方『ベイビー・ブローカー』は、“カンヌ国際映画祭”の招待が有力視される作品であるだけに、同映画祭でワールドプレミア公開されるのか注目が集まっている。
記者:チョン・ヒョンファ
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