所属芸能人の麻薬事件を揉み消そうとした容疑で起訴されたヤン・ヒョンソク前YGエンターテインメント代表の初めての裁判が、本日25日に開かれる。
ソウル中央地方法院は25日午前11時、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反などの容疑で起訴されたヤン・ヒョンソクの初公判準備期日を進める。
公判準備期日は正式公判に先立ち、公訴事実に関する検察と被告人両側の意見を聞いて証拠調査計画を整理する手続きで、被告人の出席義務はない。これに対し、ヤン前代表が裁判に出席するかは不明だ。
ヤン前代表はYGエンターテインメント所属芸能人B.Iの麻薬購入疑惑を告発したハン氏が警察で陳述を変えるように脅迫した容疑がかけられている。
ハン氏は2016年に麻薬投薬疑惑で警察の捜査を受けている際、B.Iの麻薬投薬疑惑を述べて翻意した。その後、ハン氏は2019年6月、国民権益委員会にYG側から外圧を受けて陳述を翻意したと明らかにした。
該当事件を調査した京畿南部地方警察庁広域捜査隊は、昨年B.Iの麻薬投薬疑惑とヤン前代表の脅迫などの疑惑について、それぞれ起訴意見で送検した。水原地方検察庁から事件を譲り受けたソウル中央地検は、1年近く調査を行ったあげくヤン・ヒョンソクとB.Iに対する裁判を決定した。
一方、大麻とLSDを投薬した容疑がかけられているB.Iも、7月9日に裁判を控えている。
記者:コン・ミナ
写真提供=キム・フィソン記者
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