シン・ジョングン、『鋼鉄の雨2』出演の裏にチョン・ウソンの推薦
2020/08/08
映画『鋼鉄の雨:首脳会談』の切り札シン・ジョングンの合流には、チョン・ウソンの推薦があった。
同映画は南北米首脳会談の際に北のクーデターにより三人の首脳が北の核潜水艦に拉致されたことから広がる戦争直前の危機的状況を描いた作品だ。シン・ジョングンは同映画において、白頭号の副艦長に扮して強烈な存在感を発散した。
彼が今回の映画に出演することになった背景には、映画の主人公であり同じ所属事務所のチョン・ウソンがいた。
チョン・ウソンがヤン・ウソク監督に副艦長役としてシン・ジョングンを推薦し、彼にシナリオを伝達して合流することになったという。
シン・ジョングンは「最初は台本を見て『これに出てみろと?』と思った。以前の私はコメディーメーンだったので、驚いた」と打ち明けた。だが、チョン・ウソンは「ジョングンさんがぴったりだ」として推薦し、シン・ジョングンは映画に合流してかっこいい姿で映画の後半部の責任を負う。
チョン・ウソンはなぜ推薦をしたのだろうか。シン・ジョングンに直接尋ねた。彼は「台本を見て、私を思い浮かべたようだ。私の考えでは韓国俳優の中で私が一番、北朝鮮の顔に近かったからではないかと考えている」と謙虚に笑った。
チョン・ウソンは自らシン・ジョングンを推薦したが、序盤は心配したという。だが、潜水艦の中で火災が起きる場面を撮影して以降、信じて任せたという話だ。ヤン・ウソク監督が作ったキャラクターにチョン・ウソンの推薦、そしてシン・ジョングンの演技があって、副艦長のキャラクターが誕生したのだ。
記者:キム・ミファ
写真提供=『鋼鉄の雨:首脳会談』スチール
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