“ク・ハラ法”、国会通過ならず撤廃
2020/05/20
亡くなった元KARAのク・ハラの実の兄が推進した“ク・ハラ法”の国会通過が、事実上失敗に終わった。
国会法制司法委員会は19日午後、法案審査第1小委員会を開いてこの日上程された民法改正案5件に対して継続審査の決定を下した。
審査小委に参加した議員が、相続税も全般に対する検討が必要な事案という結論を下した。この日の審査小委は第20代の国会の最後の会議であるため、該当の法案は自動破棄される。
今回の改正案に含まれた“ク・ハラ法”は4月29日にも民法改正請願目録に含まれていたが、法案は通過しなかった。
“ク・ハラ法”は、20年以上家に帰ってこなかった実の母親がク・ハラの財産を相続するのは不当だとして、これを防げる立法措置を断行してほしいという内容が組み込まれている。直系の親族でも扶養義務を顕著に怠った場合、相続欠格事由に追加しようというものだ。
記者:ユン・サングン
写真提供=共同取材団
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