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『パラサイト 半地下の家族』、インドの映画を盗作?

2020/02/18

 『パラサイト 半地下の家族』、インドの映画を盗作?


『パラサイト 半地下の家族』が米国アカデミー賞で作品賞など4冠に上がって、世界的なブームを起こしている。このような中、インドの映画制作者が『パラサイト 半地下の家族』が自分の映画を盗作したという主張を提起し議論となったが、『パラサイト 半地下の家族』配給会社と制作会社は何の連絡を受けていないと伝えた。

17日、インドのメディアによると、インドの映画制作者PLテナパンはポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が自分の映画を盗作したと主張し、訴訟準備を知らせた。

PLテナパンは『パラサイト 半地下の家族』が、自分が制作した1999年の作品『Minsara Kanna』と似ていると主張している。「『パラサイト 半地下の家族』が私たちの映画のプロットを取った。私たちの映画が『パラサイト 半地下の家族』にインスピレーションを与えた」とし「国際弁護士を選任して告訴について議論する」と伝えた。彼はどのシーンと内容が『パラサイト 半地下の家族』と似ているか具体的に明らかにはしなかった。

『Minsara Kanna』を演出したラヴィクマール監督は「この論争が映画の国際的な関心をもたらす」とし「まだ映画を見ていないが『Minsara Kanna』がインスピレーションを与えた『パラサイト 半地下の家族』がオスカーを受賞して嬉しい。盗作訴訟は制作者にかかっている」と明らかにした。

このような主張にインドの観客たちもSNSに盗作主張が話にならない意見を明らかにしている。インドの制作者の突然の主張に興味が集まった中で、ハプニングで終わるか注目される。

『Minsara Kanna』は愛する女性に会うために、裕福な女性の家に運転手として入る男の話を描いた映画。

インドのメディアも、このような主張に話にならないと見ている。インドのメディアは「『パラサイト 半地下の家族』は、階級についての話や社会的差別を描いたブラックコメディで、プロットを見ると似ているように見えるかもしれないが、実際には全く異なっている。映画の内容と美的な面でも完全に差別化された作品」と説明した。

記者=キム・ミファ
写真=『パラサイト 半地下の家族』ポスター

(c)STARNEWS