検察が、あおり運転容疑で一審から懲役6ヵ月執行猶予2年の判決を受けた俳優チェ・ミンスに対して、裁判所に控訴状を提出した。
法曹界によるとソウル南部地検は10日、チェ・ミンスの一審判決後の量刑が不当だとして、裁判所に控訴状を提出したという。
チェ・ミンスは昨年9月17日午後1時頃、ソウル市内の道路で前を走っていた車両を追い抜いた後、急停車した容疑がかけられている。また、チェ・ミンスは相手の運転手と言い争い、侮辱的な言動をした容疑でも不拘束起訴された。
彼は自身が相手方の運転手に侮辱的なサインを送ったことに対して法廷で「間違ったとは思わない」と明かし、裁判所はチェ・ミンスに「相手車両の進路を邪魔して事故を誘発し、暴言を吐くなど犯罪の事実が認められる」として懲役6ヵ月執行猶予2年を宣告した。
これに対しチェ・ミンスは一審判決後の一週間以内に控訴状を提出せず判決を受け入れるものとみられたが、検察が控訴状を提出したため二審判決の行方に関心が集まっている。
記者:ハン・ヘソン
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