海外遠征賭博と売春疑惑などを受けているヤン・ヒョンソク前YGエンターテインメント代表(50)が警察に出席し、22時間を超える調査を終えた。
ヤン・ヒョンソク前代表は29日午前9時50分、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊に出席した後、22時間30分後の30日午前8時31分すべての調査を終えて帰宅した。
ヤン・ヒョンソク前代表は常習賭博、外国為替取引法違反の疑いで29日深夜まで調査を受けたのに続き、売春斡旋容疑についても調査を受けた。特に性接待疑惑と関連してはソウル地方警察庁広域捜査隊の捜査官が直接知能犯罪捜査隊に来て調査を行った。
調査を終えて出てきたヤン・ヒョンソク前代表は多少疲れた気配だが、取材陣に「警察の調査に誠実に臨んだ、事実関係について詳しく説明した」と述べた。
ヤン・ヒョンソク前代表は、常習賭博と為替差益の疑いについての質問にも警察の調査で誠実に臨んだと付け加え、それ以上の質問を受けずに現場を去った。
警察はこれまで押収捜索と外部機関の協力などを通じて確保した資料を基にヤン・ヒョンソク前代表に賭博資金の出所と賭博額と経緯などを追及した。時効が残り少なくなった性接待疑惑にも周りからの陳述と口座情報などの容疑を立証できる資料をもとに容疑について追及した。
ヤン・ヒョンソク前代表とBIGBANG出身の歌手V.I(スンリ)は、米国ラスベガスなどで常習的に違法賭博をして、現地でドルを借りて賭博して帰国後、これをウォンに「為替差益」手法で賭博した疑惑を受けている。また、2014年の外国人投資家を相手に売春を斡旋した疑いも受けている。
警察は、7月ヤン・ヒョンソク前代表を被疑者として立件し、YG口座を押収捜索し、捜査を行った。
記者=ユン・サングン
写真=ニュース1
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