ソン・ガンホが、アジアの俳優として初めて“ロカルノ国際映画祭”で優秀賞を受賞する。

17日、CJ ENMはソン・ガンホが8月に開かれる“第72回ロカルノ国際映画祭”において優秀賞(Excellence Award)を受賞することを明らかにした。

今年で72回目を迎える同映画祭は、スイスのロカルノで開催される世界で最も由緒の深い映画祭の中の一つだ。優秀賞は、独創的かつ優れた才能で映画の世界を豊かにする俳優に寄与される特別な賞だ。そんな中、ソン・ガンホはアジアの俳優として初めて受賞者に選ばれることになった。

映画祭の関係者は「ソン・ガンホは、ヨーロッパの観客に受ける名前ではない。だが、彼の顔は全世界の観客に受けるだろう」と説明した。

また「ソン・ガンホでなければ、それ以外の誰がこれまでの20年間の韓国映画が見せてきた優れた成就を自身の演技を通して立体化させることができたのだろうか。私たちはソン・ガンホがアジアに与える最初のExcellence Awardを受賞しなければならないと考えており、その点が非常にうれしい」と明らかにした。

ソン・ガンホは8月に開かれる同映画祭に参加し、メイン広場で開かれる授賞式やさまざまなイベントに参加する予定だ。

一方ソン・ガンホは、“第72回カンヌ国際映画祭”の競争部門にノミネートされているポン・ジュノ監督の『寄生虫(パラサイト)』の主人公として、現地を訪れている。

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