あおり運転で波紋を呼んでいる俳優チェ・ミンスの裁判が開かれる。

12日午前11時、ソウル南部地方法院はチェ・ミンスに対する特殊脅迫と特殊器物損壊、侮辱などの容疑について、第一次公判を進める。

チェ・ミンスは昨年9月17日の午後1時頃、汝矣島（ヨイド）の道路で自身の前を走る車両を追い抜いた後、急停車した容疑がかけられている。また、該当車両の女性運転手を侮辱した疑いがある。

これについてチェ・ミンスは「前の車両が車線を跨いで走行し、進路を邪魔してきたので車を止めた」という趣旨の供述をしていることが分かった。被害車両は急停車したチェ・ミンスの車両を避けることができず、数百万ウォンの修理費が発生したとし、彼を告訴した。

また、この事件がマスコミを通じて報道されると、彼はある媒体とのインタビューを通じて「物議をかもして申し訳ない」とコメントしながらも「くやしい部分がある。相手の車両が割り込みしてきたせいで、私の車が傾いた感じがした。気を付けるように言ったが、無視してそのまま行ってしまった」と当時の状況を説明した。

続いて「車から降りて話をしていたら、あちらから『芸能活動をできないようにしてやる』などの卑劣なことを言われ、私も腹が立った」として「あおり運転で相手車両が壊れたと主張していているが、そのような跡が残るはずがない」と主張した。

この事件を調査したソウル南部地検は1月末、チェ・ミンスを不拘束起訴し、これにより彼は事件発生から7ヵ月で法廷に立つこととなった。

一方チェ・ミンスは妻のカン・ジュウンと共に、SBSバラエティ番組『同床異夢2-君は僕の運命』に出演中だ。

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