アイドルグループのメンバーでアーティストとして多くのファンに愛されたSHINeeのジョンヒョンが私たちの元から旅立ち、いつのまにか1年が経った。

ジョンヒョンは昨年12月18日、27歳の若さで亡くなった。当時、心停止の状態で発見された彼はすぐに近くの病院に搬送されたが、その後死亡した。突然の知らせにメンバーはもちろん、世間に衝撃を与えた。

ジョンヒョンは2008年、SHINeeのメンバーとしてデビューした。SHINeeは“コンテンポラリーバンド”というコンセプトで結成され、流行りの音楽を積極的に取り入れてトレンドを導いた。その中で彼はメインボーカルとして活躍した。

彼が亡くなって以降、メンバーもつらい時間を過ごしたが、今年1月には自筆メッセージを通じてグループを守っていくことを明らかにした。残されたメンバーは再スタート初めてのスケジュールとして日本でコンサートを開催し、6月には6枚目のフルアルバムを発表して活発に活動した。特に、今年はデビュー10周年を迎え、グループ活動だけでなくソロとしても多方面で活躍している。

ジョンヒョンの遺族は彼の意志を継いで1月に発売された遺作アルバム『Poet | Artist』の収益金を基盤とした財団法人“ピチナ”を設立した。財団は彼の著作権料で活動し、相談支援等を通じて若いアーティストをサポートしている。

さらに、財団は17日午後、コエックスアティウムSMタウンシアターにおいて第1回ピチナ芸術祭“君が残した物語、私たちが埋めていく物語”を開催して彼を追悼する一方、文化芸術家が自身の才能を思う存分発揮できる機会を用意した。

一周忌を迎え、ファンや音楽仲間からの追悼も続いている。ファンはSNSに彼の生前の姿が映る映像や写真などを掲載しており、友人のIUは16日、シンガポールでのコンサートでジョンヒョンが制作した曲「憂鬱時計」を歌った。

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