女優キョン・ミリの夫イ氏が、虚偽公示で株価を操作して数十億ウォンの不当利益を得た容疑で裁判にかけられ、実刑判決を受けた。

ニュース1によるとソウル南部地方裁判所は、資本市場と金融投資業に関する法律違反容疑で拘束起訴されたコスダック上場企業A社の前理事イ氏に対し、懲役4年と罰金25億ウォンの判決を下したことを明らかにした。

イ氏と共謀したA社の前代表キム氏には懲役3年と罰金12億ウォンの判決が下された。

裁判所はこれと共にイ氏に対して15億1461万9884ウォン、チョン氏に対して8億5677万2343ウォンの追徴金も命令した。

イ氏らは2014年10月から2016年2月まで、有償増資を通じて得た新株を高値で売却する目的でコスダック市場に上場したA社の株価を操作した容疑を受けている。これと共に、有名芸能人キョン・ミリの資金が投資されて中国資本が大挙流入するように公示し、会社の財務の健全性が好転しているかのように騙す行為も行った。

裁判所は「イ氏は自身の妻であるキョン・ミリが実際に有償増資に参加しないにもかかわらず、キョン・ミリ名義で有償増資に参加したり、投資家を募集するなどこの事件の犯行全般を企画・実行する核心的な役割を担当した」としながら「また、株価操作で15億ウォンを超える利益を得た」と指摘した。

その一方で「被告人は自らの罪を反省するなどさまざまな事情を考慮し、刑を定めた」と量刑理由を明らかにした。

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