第23回釜山(プサン)国際映画祭が4日開幕し、本格的なイベントが始まった。こうした中、台風25号が朝鮮半島を北上すると予想され、映画祭側は非常事態に陥っている。
気象庁は、5日から釜山地域が台風の影響域に入り6日まで強風と豪雨を伴った台風が南海岸地域に接近すると発表した。
釜山市は5日から台風の直接的な影響域に入ると判断して、対応を準備している。
それに伴い映画祭側は「台風の影響で海雲台の野外ステージで行われる予定だった舞台あいさつとイベントの場所が変更になった」と発表した。
海雲台の浜辺に設置された仮設の建物は、台風の危険に備えて撤去された。
これまで2016年にも映画祭の直前に直撃した台風の影響により、海雲台の仮設建物が全倒壊したことがある。
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