『PRODUCE48』、深夜撮影で行政指導処分
2018/08/28
ケーブルチャンネルMnetのサバイバル番組『PRODUCE48』が深夜撮影によって、放送通信審議委員会から行政指導処分を受けた。
放送通信審議委放送審議小委員会は28日、ソウル木洞放送会館で行われた会議で、『PRODUCE48』について行政指導に対応する「勧告」を下すことに議決したと発表した。
これは『PRODUCE48』で15歳未満の青少年出演陣と深夜の時間帯に撮影を進行したことが問題となったもの。『PRODUCE48』のメンバーのうち、チャン・ウォニョン、イ・ハウンは15歳未満に該当する2004年生まれだ。
大衆文化芸術産業発展法によると、15歳未満の青少年大衆文化芸術に午後10時から午前6時までの大衆文化芸術役務を提供することができない。親権者と保護者の同意を受けても、夜12時までしかできないことになっている。
『PRODUCE48』は、15歳未満の青少年が含まれている出演者と一緒に午前1時までコンテスト活動と現場評価を行ったことが分かった。放送通信審議委の関係者は、スターニュースに 「『PRODUCE48』と関連した苦情を受け付け、検討の末、案件として上程した」とし「Mnet側から午前1時までスタジオで収録を進行したという返事を受けた」と明らかにした。
放送通信審議委は15歳未満の青少年と夜間撮影を強行した『PRODUCE48』が「放送審議に関する規定」第33条(法令の遵守)第1項に違反したと判断して勧告処分を下した。「勧告」は「課徴金」または「法定制裁」などに比べて軽微な場合であって、法的不利益は与えられない。
『PRODUCE48』は31日に最終回を控えている。最終回は生放送で進行されるだけに、15歳未満の出演を検討し、午後11時からの放送を午後8時からに変更した。
Mnet側は 「他の回に比べてランニングタイムが長いファイナル生放送で「PICK ME」などの特別な舞台と傍聴に参加する10代の練習生を配慮して、最終回の放送時間を3時間繰り上げに決定」と明らかにした。
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