イ・サンイ「俳優として新しい姿を見せる機会だった」
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―『ブラッドハウンド』に出演したきっかけ―
イ・サンイは『ブラッドハウンド』に出演したきっかけについて「事務所を通じて台本を受け取りましたが、監督が私のことを思い出したようです。ゴヌ(ウ・ドファン)が、優しいが少し息苦しくもあり、世の中の事情を知らない状況でそばで柔軟に動ける人を探したようです」として「台本を読んでから私がやったことのないアクションに挑戦してみようという考えが一番大きく、キム・ジュファン監督の前作である『ミッドナイト・ランナー』を楽しく見たので、ブロマンス作品をやってみたかったんです」と明らかにした。
―ウ・ドファンとの兄弟ケミストリー―
このように『ブラッドハウンド』でウジンは、ウ・ドファン演じるゴヌと実の兄弟を彷彿とさせるケミストリーでストーリーに活力を加える。イ・サンイは「メイク用のバスでメイクをしてもらうのですが、ゴヌも傷跡を描く特殊扮装のために扮装時間が長く、私も同じでした。来るや否や歌をかけて、スマホで同じゲームをしました。ゲームをしながらさらに親しくなったと思います。私はできないですが、ドファンは上手なのでたくさん聞きました」と話した。
続いて「実は以前からキム・ギョンナム、キム・ゴウンなど共通の知り合いの俳優たちから、“熱心な俳優だ”と聞いていました。作品をする時に心から取り組み、多くの情熱を注ぐという話を聞いていたので、‘がんばるなぁ’と思いました。会ってリハーサルをして、台本リーディングをする時に質問が多かったんです。質問が多いということは、作品についてたくさん考えたという意味です。作品をとても愛しているということを感じ、また私の推測では軍隊に行ってきた直後だったので体がうずいたのでしょう」と笑った。
彼は「地方の撮影の時もジムに行って、一緒に運動して鶏むね肉を買って食べました。作品の興亡盛衰とは別に、(ウ・ドファンとは)戦友愛のようなものがあります。苦労をたくさんすれば思い出が濃く残るものですが、妙な友情を持っています」と付け加えた。
―新たな演技変身―
『ブラッドハウンド』は、イ・サンイが俳優として新しい姿を見せる機会だった。彼は「前作では遠い足もとで誰かを見つめながら片思いをしたり、『海街チャチャチャ』、『五月の青春』のように後ろで助ける姿が多かったようです」として「その後、初めて『ブラッドハウンド』でアクションに挑戦し、露出もありました。キャラクター的に柔軟な姿をたくさん見せたかったんです。‘片思いばかりしていた人がこのように戦うことも知って、体に筋肉もあったんだ’と思ってもらいたかったんです。新しい姿をお見せしたのではないかと思います」と伝えた。
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