ソル・ギョング「いまだに演技について悩んでいる」
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Q:この作品を選んだ理由を教えてください。
「この作品を選んだ理由は、時代に対する好奇心が始まりでした。あの時代のキャラクターを演じたことがなかったので興味があり、今後の演技にも役立つのではないかと思いました」
Q:完成した映画を見てどうでしたか?
「残念な点はたくさんありました。どんな作品でも物足りなさを後にして、次の作品を撮る作業が繰り返されています。キャラクターを差別化して描くために、わざと過度に描いた気がします。最初は負担でしたが、慣れると各キャラクターのカラーが良かったです。また見ながら‘ワンカット、ワンカット丁寧に磨き上げた’と考えました」
Q:役について教えてください。
「私はコンプレックスを払拭するために努力する大きな枠組みを持っているキャラクターです。映画に使われると思いました。どんでん返しがないことが私のどんでん返しです。朝鮮を憎悪するかのような発言をするシーンを撮りながら、それが私に対する憎悪かもしれないと思いました。ジュンジがジュンジに対する憎悪心を持っていると考えながら撮影したのですが、そのセリフを言うジュンジが可哀そうに感じました」
Q:演じるときに気をつけた事などはありますか?
「私はキャラクターに接する時、思いやりを持ちます。悪役であれ、いい役であれ同じです。思いやりを持たなければ、情は湧かないし、演技が大変です。ジュンジも出征的な混乱とその時期に耐えるために成功にこだわるしかないと思いました。名門家の兵士出身ですが、母親が朝鮮人です。それがバレることを嫌がっていましたが、アイデンティティの混乱がすごいと思いました。ただ、キャラクターの内心はよく分かりませんでした。だから逆に興味深いと思いました。心の中で絶え間なく葛藤があったはずです」
Q:今まで演じた役で、一番思い出があるキャラクターは何ですか?
「『ペパーミント・キャンディー』のキム・ヨンホはしばらくの間切り離すことができませんでした。撮影当時、経験が少なかったからなのかは分かりませんが、撮影現場でも苦しかったです。自信がなかったからだと思います。イ・チャンドン監督と目も合わせられませんでした。監督が望むことを私がやりきれないという申し訳なさがありました」
Q:共演者の方との撮影はいかがでしたか?
「イ・ハニ、パク・ソダムが劇を導いていったが、負担が大きかったと思います。特に、ハニさんは私と戦うアクションシーンがあったのですが、キャラクターの衝突であって、性別間の争いに見えない。ハニさんは非常に強かったです。私はアクションが上手い俳優ではないので、技術がなくて、もしかしたら事故が起きるのではないかと冷や冷やしながら撮影しました。心配しましたが序盤だけで、次からは楽でした。練習をたくさんしたようです。また登場は短かったのですが、イ・ソムさんが強烈で、イ・ジュヨンさんが最後を飾りました。イ・ソムが開いて、イ・ジュヨンが閉めた感じがして、とてもかっこいいと思いました」
Q:パク・ヘスさんはいかがでしたか?
「オファーを受けてから電話が来ました。言葉にはできないと言っていましたが、やりたいという言葉に聞こえました。私が出演を決めるわけにもいかず、監督に会えば答えが出るはずだと言った。イ・ヘヨン監督がパク・ヘスを見てすぐに“カイトがきた”と言ったそうです。そこで力を受けたようだ。パク・ヘスがいなかったら、『幽霊』はちゃんと始まりも、終わりもしなかったと思います。
実は、日本人の俳優をキャストしようとしていたんですが、新型コロナウイルスの時期だったので、入国ができませんでした。非常事態になり、ヘスに突然連絡がいったはずです。すべて日本語のセルフで、さらに日本語でセリフを言いながら他のキャラクターを制しなければならない役割なので、悩みは多かったと思います。でも、2週間練習してそれをこなしていました。パク・ヘスの演技を見て、口を開けて拍手しました。家に帰らず、日本語の先生と合宿したそうです。同僚として本当に素晴らしく、ありがたいと思いました」
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