イ・シガン「活躍する秘訣は、なんでもやること」
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Q:長期間の撮影でしたが、いかがでしたか?
「120部作なので2月から撮影をしていました。方式や枠組みで難しいことはありませんでしたが、昔はいつも末っ子でしたが、一番先輩として引っ張らなければならない位置にきていました。年齢的にも先輩でした。そのような部分で新しかったです」
Q:ではリーダーとして現場をまとめましたか?
「ただ一番年上の先輩でした。昔先輩たちが言っていたことを自分も話していました。普通、俳優陣が考えるストーリーの展開があるのですが、(台本が)そうじゃない時に心が痛みます。
例えばラブラインが崩れたりする部分です。以前、私が敏感に反応するのを見て、先輩方が“いいからやれ”と仰いました。その当時は理解できなかったのですが、私も今回同じことを言っていました。後輩や同僚俳優にたくさんアドバイスしました」
Q:カン・ソンウクとの似ている部分はありますか?
「私と似ている部分が存在します。(カン・ソンウクは)認められたい子で、嫉妬心も多いです。これは僕も同じです。私は完璧主義な面があり、うまくやりたいという欲棒や情熱が強い方です。今はだいぶマシになった状態だ」
Q:今回の作品で工夫した点を教えてください。
「ひとまず力を抜こうと考えました。普段演技をする時、一日ドラマとミニシリーズで差を付けますが、私はそれほど大きく差をつけたくありませんでした。一日ドラマは説明口調のセリフが多く、固い雰囲気がありますが、今回はもっと自然に演じてみようと努力しました」
Q:最初は違う役を演じる予定だったそうですね?
「ソン・ジュンヘ監督は私が『復讐の花束をあなたに』を撮影していた当時、隣のスタジオで撮影中でした。その時に会って挨拶をしました。私が仲の良い俳優たちと監督はたくさんの作品を共にしていました。そのため色々な縁があり、出演オファーがありました。
当初、私を見てカン・チャヨル役を勧められましたが、監督がビョンヨルに会った後、私たち二人と一緒に作業したかったようです。個人的にカン・ソンウクは私が上手くできる演技であり、カン・チャヨルは挑戦してみたい演技でした。チャヨルは感情の幅、疎外感、母親との対立など、様々な感情線が存在するからです。
演技はいつも難しいです。自信を持ってうまく見せられるキャラクターだからといって簡単には考えません。一日ドラマは他人のセリフを覚えて、他人の言葉を自分の言葉のように感じさせなければなりません。演技をすればするほどおかしくなりそうです」
Q:サッカー選手から俳優に進路を変えた理由を教えてください。
「怪我でやめたのではなく、ただ楽しくなかったです。本当に長い間やってきたのですが、サッカーがおもしろく感じませんでした。だから辞めると言いました。両親の立場からしたら、私は本当に親不孝だと思います。
サッカーが下手だったわけでもないので、驚いたと思います。父が“親として楽な道があるのに、大変な道に進もうとしているのを放っておけるか”と言っていました。最後にもう一回やってみろと言われてやりましたが、おもしろくなかったので辞めると宣言して家を出ました」
Q:様々な場所で活躍する秘訣はなんでしょうか?
「なれると信じればいいと思います。本当にやればいいという言葉を信じています。いつも友達や後輩たちがアドバイスを求めてくるのですが、その時も“やればいい。やらないからできない”と伝えます。
何でも最初は大変です。でも、それを誠実にすればいいと思います。日本でデビューしたのも日本で動いたからできたのです。私はその達成感を知っています」
Q:『思いっきりハイキック!』の脇役時代について教えてください。
「初めは脇役から始まりました。『思いっきりハイキック!』に出演して、パク・ヘミさんに出会いました。そして今回再会することになりました。当時一緒だったと話すと、ヘミさんがすごいと言ってくれました。どうやってここまで上りつめたのかと」
Q:『ウラチャチャ私の人生』はイ・シガンさんにとってどんな作品ですか?
「出演を断ろうと思っていた作品です。自分の役割が変わって悩む部分が多かったからです。ところが、この作品を演じながら、たくさんのことがマシになり、作品を頑張らなかったのではなく成熟することができた時間でした。俳優人生の中で本当に感謝しています」
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