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STAR INTERVIEW

チョン・ベス「小中学生が大人になったときに思い出してもらいたい」

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Q:視聴者から人気を集めた『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を終えた感想はどうですか?

チョン・ベス「小中学生が大人になったときに思い出してもらいたい」

「ドラマが大きな人気を集めて幸せです。初めて台本を見た時に内容が良かったので、うまくいくと思いましたが、こんなにもヒットするとは思いませんでした。個人的な願望では、シーズン2、3まで続いてほしいです。楽しんで見てくださった視聴者の方々に感謝しています」

Q:同作は視聴率10%を軽く越えるほどの人気でした。また、チョン・ベスに対する関心も大きくなりましたが、人気は実感していますか?

「気付いてくださる方もいて、頼まれると一緒に写真も撮ります。2番目の子が7歳で、飲食店に行くと座っていられず、歩き回ってしまいます。気付かれなかった時はそんな状況でも問題にはなりませんでしたが、誰かに写真を撮ってほしいと言われると、子供のケアを先にしなければなりません。気付いてくださるため、気を付けるようになりました」

Q:ドラマは視聴しましたか?

「最初、私はかつらをかぶって登場しました。見ていて気まずかったです。家で娘と見ていると気まずくなるので、客観的に見られなくなります」

Q:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の前に『私だけに見える探偵』でパク・ウンビンと共演しましたが、その頃と比べて変わったことはありますか?

「あの時と違うことはありません。あの時は父親役ではありませんでした。『私だけに見える探偵』の時、私は根本のない役でした(笑)」

Q:パク・ウンビンの自閉スペクトラム症の演技が話題でした。今回呼吸を合わせた感想、先輩から見たパク・ウンビンさんはどうでしたか?

「現場で一番の先輩がパク・ウンビンです。子役から始めて長い間演技をしてきました。子役出身かと思うほどすごく誠実です。性格もよく、いい子に成長したと思います。もちろん他の子役が問題なわけではありません。

大人の社会に早く入ってきて学ぶ子もいます。ウンビンもそうでした。頭が良くて、センスがあります。そして現場を良くしようと常に努力しています」

Q:現場でパク・ウンビンとのエピソードはありますか?

「16話(撮影)が終わっていなくて撮影をする時でした。パク・ウンビンと監督に膝をついてお辞儀をしました。パク・ウンビンは自己管理が徹底しています。撮影時、オミクロンがピークに流行っていたので、コロナにかかって撮影が中断することを心配して車で一人で食事をとり、休憩時間も他人と接触しないようにしていました。

それはかなり寂しくて、大変だったと思います。マネージャーが買ってきたお弁当を8ヶ月間食べるというのは普通ではありません。演技だけでなく、作品を止めてはいけないという責任感に感謝しました。ドラマを見てよかったので、冗談で膝をついてお辞儀しました」

Q:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を通じて“国民のお父さん”になりました。キャラクターのためにどんな努力をしましたか?

チョン・ベス「小中学生が大人になったときに思い出してもらいたい」

「私はタウンハウスに住んでいるのですが、自閉スペクトル症の子供が住んでいます。新型コロナウイルスの余波で子供たちは外で遊べず、家の中で遊んでいます。私の子供たちが隣の家に行き、その家の子供たちも私の家に来ます。

このドラマが始まる前にその子のお母さんにどんなことがあるのか尋ねました。そして“深くはまってしまったら無駄なことをしそうだ”と思ったので、台本にある程度までにしようと努めました」

Q:ウ・グァンホのセリフの中で父親の心境が含まれたセリフが多数ありましたが、チョン・ベスが選ぶ「父親の心境が含まれたセリフ、名シーン」はありますか?

「ほうれん草の下処理をしながら、ヨンウに話をするシーンです。グァンホがほうれん草の下処理をしながら、ヨンウに『お父さんは寂しい。自閉症を持つ子供を育てる父親は難しい』というセリフ、シーンがあります。ヨンウは周囲に気を使わず、独自の世界に住んでいます。自分の世界に住んでいる娘を見る父親の気持ちを表現したシーンではないかと思います」

Q:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の人気で大衆は多くのパロディをしました。一部パロディは“戯画化論争”が起こりました。このような論争についてはどう考えますか?

「あまりにも否定的に見てほしくはありません。(パロディは)人気があるから生まれるのだと思います。それを通じて自分の声を出したい方もいると思います。自閉、障害者の方の実際の人生はもっと凄まじいです。小学生が笑い声を真似して、被害を被っている方もいます。

人気のためにそうすることができるのではなく、よく言えば彼らも話をすることができるようになったのだと思いました。私たちが教科書的に障害者について話すより、教育の場に直接引き出してくる方がいいのではないかと思います」

Q:最後に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で“チョン・ベス”という俳優を確かに知らせましたが、今回の作品は大衆にどのように記憶してもらいたいですか?

「簡単には生まれないドラマだと思います。『椿の花咲く頃』も人気のある作品でしたが、小・中学生は気付いていません。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見た小・中学生が二十歳を超えて、自分たちが幼い頃に見たドラマの話をしながら“『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出てきた父親ウ・グァンホ役を演じた俳優は今何をしてるのかな?”そんなように記憶してもらいです」

(c)STARNEWS
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