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STAR INTERVIEW

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

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チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

淡々たる大路を歩いてきたように見えて、苦痛と忍耐の時間が存在していた彼。様々な試行錯誤を重ねた末に、今のチャ・ウヌは完成した。

ドラマ『女神降臨』は同名の漫画を原作にした作品で、外見にコンプレックスを持ち、化粧で女神のように美しくなるジュギョン(ムン・ガヨン)と、人知れず傷を抱えるスホ(チャ・ウヌ)が出会い、お互いの秘密を共有しながら成長する、自己肯定感回復ロマンチックコメディ。

チャ・ウヌは劇中、イケメンな上勉強もスポーツもできる完璧な人物だが、内面には傷を抱えているイ・スホ役を演じた。

正確な発声と発音で安定感のある演技を披露し、前作よりも成長した姿を見せた彼。

「2021 Asia Artist Awards」ではエモーティブ賞を受賞し、これは約6年走り続けた結果であり、成果だった。

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

「2021 AAA」を振り返り「歌手としても俳優としても受賞できたので嬉しさ2倍でした。“エモーティブ”というのは、感情をうまく伝えられたということになりますよね。これからもさらに感情を伝えられる歌手、俳優になりたいです」と受賞の感想を伝えた。

今回の授賞式が特別だった理由は、『女神降臨』で共演した女優ムン・ガヨンと一緒に受賞したということ。
大学の同期でもある彼女に現場ではない授賞式で会った嬉しさもあっただろう。

「毎年感じることがあります。1年を締めくくる場に行くと、年々知っている俳優や歌手、先輩後輩が増えているんですよ。昔はぎこちなくその場にいたり、萎縮したりしたのですが最近は胸がいっぱいになりますね。ガヨンさんとは同じ賞をもらうことができて嬉しかったです」

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

昨年放送された『女神降臨』は、韓国内外で大きな人気となった。日本で放送もされ、原作漫画はヨーロッパでも注目された。

「ドラマ化する前、ファンからスホという人物と僕が似ていると言われました。ムンビンとサナも、僕に似ていると言ってきたんです。ですがそれを聞いても『そうなんだ』くらいでそこまで気にしていなかったんです。なので不思議でしたし、漫画を読んで2週間後にキャスティングのオファーをいただきました。

正直、原作のキャラクターがいる、というのは負担でした。今までと違う姿を見せたい気持ちが大きかったので、作家さん、監督と話し合いながらスホを演じました。素敵な人物なのですが、僕は普段ふざけるタイプなので、格好良さを表現するのは苦手で、原作のキャラクターが持つ格好良さをどう表現したらいいか悩みました」

チャ・ウヌの悩みには前作と似たイメージというところもあった。彼が出演したドラマ『私のIDはカンナム美人』も外見にコンプレックスのある女性主人公が整形手術をして新たな人生を得る内容を描く。該当作品でチャ・ウヌは、冷たい性格で何もかも完璧なト・ギョンソクを演じた。人物の大元は似ているため彼は違いを出す努力をした。

「スホの場合、アクションシーンに力を注ぎました。違いを出すため、監督と話し合いながら物凄く気を使いましたね。現場での多くの話し合いがあって完成した人物です」

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

彼は次期作に『アイランド』が決まっており、同作も原作のある作品だ。直近2作品に続いての原作ある作品となる。

「賢明な選択をしてきただけなのですが、そういう作品に続けて出演することになりましたね。原作があることへの負担がないわけではないですが、自分がしっかり溶け込めば視聴者の皆さんも認めてくれるのではないかと思っています」

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

2014年に映画『世界で一番いとしい君へ』に健康なアルム役として出演。その後2016年にASTRO 1stミニアルバム『Spring UP』でデビューした。

ASTROはタイトル曲「Crazy Sexy Cool」、「Baby」、「Confession」、「Knock」などを発売。昨年は「After Midnight」で地上波初1位に輝いた。彼は俳優活動だけでなく歌手活動も並行している。

だが、現在の所属事務所に所属するまでは芸能人自体興味がなかったという。

「これまでを振り返ると、叶えたことがものすごく多いです。賞もたくさんいただき、1位にもなりました。常に同じくらいの努力をしてきましたが、デビュー当初は何も知らなくて、アイドルに対しても知らなかったです。他の子はダンス、歌が好きで、好きだから始めたわけじゃないですか。僕は事務所に入ってすべてのことに触れたので不思議でした。

正直、俳優をやりたかったんです。でも事務所で進行していたアイドルプロジェクトを進められ、ダンスと歌を習い始めました。その時はダンスも踊れないし歌もできなかったです。一生懸命やってきて今があります」

彼は一気にスターになったように見えて、実は1段階ずつ歩いてきていた…。

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

デビューから6年、チャ・ウヌはファンや視聴者からの反応をすべて見ているのだろうか。

「その時の気分に合わせて見ています。正直、見てしまうと傷つきます。全員が良い評価をしてくださるわけではないですからね。昔はよく見ていたのですが、一度見ると止まらなくなるので…」

チャ・ウヌ、本来俳優志望だった過去を振り返り…今後の目標は“ハリウッド”!

歌手はステージでファンの歓声を浴びることで喜びを感じ、ファンと大衆の瞬時のフィードバックを受けることができる。だが俳優は、作品の全ての撮影が終わり、完成した映像が世に出てから初めてフィードバックを得られる。こうした点で歌手出身の俳優らは同じカメラの前でも、俳優としては変化を感じられないと明かすのだが、チャ・ウヌも同じだろうか。

「物凄く悩んでやったことに対して『よくやった』と言われているのを聞く時が嬉しいです。台本には起承転結がありますよね。読んでいると、不安に感じるシーンがあるんですよ。それをうまく演じ切り、そういうことを言われると言葉では言い表せない喜びを感じます。それと、ドラマの花は放送ですよね。放送後、フィードバックと共に応援の言葉もいただけます。そこからくる喜びは確実に歌手やステージに立った時に感じるものとは違いますね」

演技の魅力は経験だ。いつでもどこでも多様で良い人物に出会うことができる。

「経験自体が価値のあることですよね。演技をするということは、本を何十冊読むことと似ています」

そう経験を重要視する彼の今後の目標はハリウッドだ。

「僕の夢はハリウッドに行くことです。なので新しい地で大きな経験をしてみたいです」

(c)STARNEWS
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