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STAR INTERVIEW

チェ・ウシク、変化を望んだ過去「肉体美を見せたくて…」

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チェ・ウシク、変化を望んだ過去「肉体美を見せたくて…」

恋愛物は、甘くほろ苦い。
チェ・ウシクは、ドラマ『その年、私たちは』にて10年の間に経験した、幸せ一杯の愛と悲しい別れまですべてを表現した。

同作品第1話の視聴率は3.2%だったが、最終回では5.3%を記録。最終回で最高視聴率を記録しただけに、ドラマの話題性のすごさが垣間見えた。チェ・ウシクは劇中、建物と木を描くイラストレーター チェ・ウンを演じ、クク・ヨンス(キム・ダミ)と高校の時に出会い、大学を経て社会に出るまで交際。

「結果よりも課程が幸せな現場でした。5か月間の幸せとお別れしなくてはいけないということでほろ苦さもあり、変な気分です。素敵な方々との出演は幸せでした」と心境を明かした。

チェ・ウシク、変化を望んだ過去「肉体美を見せたくて…」

チェ・ウシクは作品を通して、初々しい高校生から社会人までの10年の歳月を表現した。一つの作品で10年の歳月すべて表現することに負担はなかったのだろうか。

「高校生は初々しく可愛らしい姿、大学生は現実にぶつかる姿、社会人になってからは成長した姿、そうして時期を分けて演じました。見る人が感情を現実的に移入できるよう意識し、昔の恋愛を思い出しながら代理満足できるように作り上げることが目標でもありました。

コンセプトは、全校1位とビリの恋愛です。でもチェ・ウンは勉強に興味がなくてやらないだけで、本もヨンス以上に読んでいる頭の良い子です。間抜けに見えるように演じていないですし、芸術的な部分をもっと印象付けようとしました」

『その年、私たちは』は10~20代の好む作品の一つとして、共感できる台詞で視聴者に感動を与えた。チェ・ウシクはドラマが人気になると思っていたと明かす。

「演じる僕たちにかかっていると思いました。誰もが理解できるくらいに美しく、初々しい姿が文で表現されており、胸が痛む気の毒な姿に共感するだろうなと思いました」

また、作品への評価に対しても感謝を表現。

「嬉しいフィードバックばかりでした。彼らの恋愛が答えではないですが、大多数の方が見た時に美しい恋愛をしていると言ってくれたのには理由があると思います。ウンがヨンスに感じる感情がドラマキャラクターではない実際に感じられる感情なんですよね。なのでファンタジーと感じるよりも一生懸命愛している姿が良く見えたんだと思います」

チェ・ウシク、変化を望んだ過去「肉体美を見せたくて…」

これまでジャンル物に多く出演してきたチェ・ウシク。恋愛物は『ホグの愛』以降初となる。そのため今回の作品は彼のイメージを変えるための選択とも取れる。

「作家さんはチェ・ウンを作るときに、僕とチョン・ユミさんのリアルバラエティ『夏休み』の僕の姿を参考にされたそうです。なのですごく似ていました。正直、以前はイメージ変化を望んでいたこともあったんですよ。高校生役よりも、肉体美を披露したりとか考えたのですが考えが浅はかでした。僕のできる最高の長所を出し切ってもいないのにそんな考えをしてしまっていたので。今は、イメージ変化は自然とできるものだと考えが変わりました」

チェ・ウシク、変化を望んだ過去「肉体美を見せたくて…」

チェ・ウシクとキム・ダミは、映画『The Witch/魔女』から二度目の共演。前作では対立する2人だったが、今回は恋愛関係でそれぞれ前作とは違う印象の2人の演技力には衝撃を受けた。

「ダミさんと僕、結構似ていて。今回の作品に、二重の役者さんていないんですよね(笑)」

彼は再度キム・ダミと共演する機会があったら、熟年の夫婦役を演じたいと語る。

「冗談で最初は“ロコキング”になりたいと言っていました。ですがまだその道は遠いみたいです。コン・ユ兄さんが言うには『ロコベイビー』らしいです。なのでこういった経験をもっと積んで、成長していけたらいいなと思います。今回の作品を撮影しながら妙な気分になりました。僕は常に、誰かに殺されたり殺したり、逃げて走って、生きるためにもがいて、嘘をついてきました。こういったジャンル演技ばかりだったので、今回の作品を通して演技スペクトラムが広まった気がします」

最後にチェ・ウシクは「“信頼できる俳優”になりたいです。自信はあるのですが、まだやったことのない役もあるので、視聴者の方の信頼を得て、すべてのジャンルを制覇したいです」と語っている。

(c)STARNEWS
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