俳優パク・ジョンミンは、「『地獄』の人気を実感できなかったが、世界中で愛されていることが嬉しい」と語った。

パク・ジョンミンの出演した『地獄が呼んでいる』は、予告なく登場する地獄の使者に地獄行きの宣告を受けてから超自然的な現象が発生し、この混乱の中で復興した宗教団体新真理（セジンリ）会と事件の実態を暴こうとする人々が絡み合い、繰り広げられるストーリーを描いたNetflixオリジナルシリーズだ。パク・ジョンミンはペ・ヨンジェ役を演じた。

―『地獄が呼んでいる』1位の感想と、周囲の反応について教えてください。

「嬉しいですが、まだ実感できていません。僕の周りからは爆発的な反応はなくて、あまり見た人がいないのかおもしろくなかったのか、そんなに連絡はきていません。高校の友達と連絡を取らなくなっていたのですが、連絡がきました。最も印象的だったのは、高校時代の担任の先生が『地獄が呼んでいる』を見て連絡をくださったことですね。

遊びに行くかのように撮影し、監督と遊ぶかのように気楽に撮影をしたドラマが世界的に人気が高いというので、嬉しいです。おそらく僕が出演した作品の中で最も多くの人が視聴した作品になるのではないかと思います」
 
―他に演じたいキャラクターはありましたか？

「キム・ドユン先輩の役、矢じりBJ役を演じてみたかったです。初めて台本を受け取った時、『この役（矢じりBJ）を演じたらだめですか？』と言いたかったのですが、すでにキャスティングが決まっていたので言えませんでした。あの役が魅力的でした。僕が演じたらどんなキャラクターに仕上がっていたのか、気になります」

―最終回でペ・ヨンジェは、赤ちゃんを守り、妻ソヒョン（ウォン・ジナ）と死を迎えました。こうした結末について複数の解釈がある中シーズン2に期待してもいいのでしょうか？

「シーズン2は分かりません（笑）。僕は次の話がどうなるのか分かりませんし、ヨン・サンホ監督にも尋ねましたが、ペ・ヨンジェは生き返らないと言われました。ソヒョンも生き返らないはずです（笑）」

Netflix TOP 10のウェブサイトによると『地獄が呼んでいる』は、公開後にNetflix グローバルTOP 10のテレビ（非英語）部門のトップを占めた。公開後わずか3日間で4348万視聴時間を記録し、韓国はもちろん、シンガポール、香港、インドネシア、フィリピン、タイ、ジャマイカ、ナイジェリアなど全12カ国でTOP 10の1位を占めた。

それだけでなく、インド、アメリカ、フランス、ドイツなど59カ国以上でTOP 10リストに名を連ね、グローバルシンドロームの始まりを知らせている。

(c)STARNEWS