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STAR INTERVIEW

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

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ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

俳優ソン・ジュンギが、久しぶりに「釜山国際映画祭」を訪れた。2012年、映画『僕のオオカミ少年』で「釜山国際映画祭」を訪れたソン・ジュンギは、10年ぶりにチョ・ソンヒ監督と“勝利号”に乗って釜山に来た。

彼は今年、「第26回釜山国際映画祭」の開幕式のMCを務め、パク・ソダムと共に今年の映画祭をスタートさせた。昨年、同映画祭のMCを約束したが、新型コロナウイルスの影響で映画祭の開幕式が行われず、実現しなかった。ソン・ジュンギは映画祭との約束を守りながら、1年ぶりに招待作を持ってやってきた。

コロナによって長い間観客に会うことができなかっただけに、このように観客と会う場は彼にとっても、とても大切なものだった。

映画祭の開幕式の翌日、STARNEWSと単独で会ったソン・ジュンギは、幸せな姿だった。『スペース・スウィーパーズ』の公式上映、GV(観客との対話)、オープントークイベントを控えた彼は「俳優として観客に会える大切な経験がまたできて、とても楽しいです」と笑顔で話した。オープントークイベントを控え、事前に来て自分を待つ観客に向かって嬉しそうに手を振り、あいさつをした。レッドカーペットの上でタキシードを着た彼も輝いていたが、ラフな姿で帽子をかぶって観客を待つ彼は、さらに美しかった。

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

―「釜山国際映画祭」はいつぶりでしょうか。

「うーん。10年ぶりです。昨日『スペース・スウィーパーズ』のチョ・ソンヒ監督とそんな話をしました。10年前、『僕のオオカミ少年』の初上映を映画公開前に『釜山国際映画祭』の野外劇場で行いました。その時、僕は一番後ろに座って見たんです。今回も『スペース・スウィーパーズ』の公式上映を同じ野外劇場で行うことになり、感慨深いです」

―10年前にチョ・ソンヒ監督と来ましたが、今回もまたチョ・ソンヒ監督と一緒ですね。

「あ!そうです。チョ・ソンヒ監督も途中で他の映画で招待されましたが、来られなかったと言っていました。10年前と同じように今回もチョ・ソンヒ監督と見るので、胸が熱くなります。変わった点があるとしたら、その時はパク・ボヨンさんと一緒に見ましたが、今年はチン・ソンギュさんと見ることになったことです。メンバーがちょっと暗いです(笑)。とはいえ何か特別な気分ですし、チョ・ソンヒ監督と、僕が好きなソンギュさんと一緒に過ごすことができるので、ワクワクしています」

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

―今年の映画祭開幕式のMCを務められました。昨年オファーを受けましたが、昨年はできず1年ぶりとなりましたが、どのような心境ですか?

「最初に来てよかったと思いました。開幕式のオープニングをパク・ソダムさんとご一緒しましたが、舞台に上がったら、前に映画界の大人の方々が座っていました。イム・サンス監督、ポン・ジュノ監督、イム・グォンテク監督もいらっしゃいました。そんな中でも、僕が少しでも役に立つならいいと思いました。映画祭関係者の方々も、 どれだけ頑張って準備したのか感じられます。雰囲気も良く、映画界の素晴らしい方々が集まっている姿を見て、来て良かったと思いました」

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

―開幕式のMCをして「日常の大切さ」を感じたとそうですね。役者が多いところに行くのは日常ですが、観客と会うのは久しぶりなので感慨深いと思います。

「気が紛れます。俳優の立場として、公開して舞台あいさつに行くその楽しさを個人的に楽しんでいる方です。今それができていないので、個人的にも『釜山国際映画祭』の開幕式のMCをすることも、僕がこの雰囲気を楽しみたいという気持ちもありました。このように直接会って対話もして、オープントークGVイベントをすることになりましたが、なんだか懐かしかったです。コロナのせいで僕よりもっと大変な方々も多いですが、僕は俳優としてコミュニケーションできなかったことが辛かったです。こうして観客に会えて嬉しいです」

―観客の方々も、こういった場が恋しかったようです。早くから来て待っているファンが多いです。

「舞台あいさつのような場で、僕の作品に対するフィードバックを受ける部分が大きいです。久しぶりにそういったフィードバックをもらうことができるので、楽しみです。残念なことがあるとすれば、『スペース・スウィーパーズ』の俳優4人が集まることになっていましたが、僕とチン・ソンギュさんだけが来ることになりました。それだけでも幸いな気もしますが、ユ・ヘジンさんとキム・テリさんも一緒に来れたら、どんなに良かっただろうかと思ったりもします」

―『スペース・スウィーパーズ』がNetflixで公開されてから、世界的な関心を集めています。

「『スペース・スウィーパーズ』公開後、思わぬ反響に驚きました。ご存知のように褒め言葉もあり、批判もありました。いろんな国で見られているという事実を記事で見ました。そんな反応を見ながら、“人々はなぜ映画を好むのか”、“情緒が違うと思うが、どんな点がいいのか”と気になりました。僕が出演した『ヴィンチェンツォ』というドラマも外国で人気があるそうですが、なぜだろうと気になりました。もちろんありがたいことなのですが、肌で実感できなかったんですよね。映画『ボゴタ』の撮影のため、 先週帰国しました。

その時、キプロスという島に入る小さな飛行機に乗ったのですが、その飛行機で隣に座った外国人3人が、『イカゲーム』をダウンロードして見ていたんです。その姿を見て、海外の方も『スペース・スウィーパーズ』をあんなふうに見ていたのだろうと思いました。『イカゲーム』が人気だという話に、僕は関係していない作品であるにもかかわらず嬉しくなりました。海外の方が『スペース・スウィーパーズ』を見て喜んでくれたと思うと心に響きました。これからも責任感を持って、もっと頑張らなければならないと思いました」

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

―Netflixのプラットフォームのおかげで全世界に公開されましたが、映画俳優としてスクリーン上映できなかったことに対する心残りはないですか?

「『スペース・スウィーパーズ』のラウンドインタビューでも、この質問をよく受けました。この質問を受けるたびに、どんなふうに答えるのか、隣でNetflixのスタッフの皆さんがいつも見ていました(笑)。その時も申し上げましたが、俳優としての本当に率直な気持ちとしては、どんな形であれお見せすることが重要です。とにかくお見せすることができ、公開できただけでもありがたいことです。どんな形式で映画が公開されるのかよりも、公開されるのかどうかが重要です」

―映画『ボゴタ』の海外ロケを終えて、最近クランクアップされましたが、コロナで延期されて大変だったと思います。

「インタビュー前に『ボゴタ』で共演したクォン・ヘヒョさんと電話で話をしました。クォン・ヘヒョさんとイ・ヒジュンさんと僕の3人で、マネージャーもいなくて飛行機に乗り、『ボゴタ』のフリープロダクションをしにコロンビアに初めて行ったのが2年前、2019年11月です。映画撮影は、約2年かけて終わりました。史上初のことです。しかし、人間の力ではどうにもできないことではないですか。『ボゴタ』で経験したせいか、映画が公開されること自体がありがたかったです」

ソン・ジュンギ「10年前はパク・ボヨンと一緒だったけど…」久しぶりの映画祭参加で本音吐露?!

―10年前、20代が始まる初々しい俳優として「釜山国際映画祭」に来て、今は30代の俳優として映画祭に来ました。30代のソン・ジュンギとして、当時20代のソン・ジュンギを思い浮かべてどうですか?

「たいしたことないです。なんか老けたな(笑)。ただ、それでも一生懸命生きてきたんだという気がして、もっともっと一生懸命生きなければならないと思ったりもします。映画祭が与える魅力が、確かにあります。一度来たら“僕は映画人なんだ”と思いながら、これからまた作品を一生懸命撮らないといけないと思えます。次の作品はドラマです。その作品を手がけてから、また早く良い映画を作らなければと思います」

―映画『僕のオオカミ少年』やドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のイメージ、ハンサムな外見から、“イケメン”のイメージがあります。しかし、実際のソン・ジュンギさんを見ると、ざっくばらんで気楽な印象を受けます。『スペース・スウィーパーズ』のテホのような姿もありますし。

「僕は“自然”という言葉が一番好きです。よくご存知のように、俳優たちがインタビューに応じると、猫をかぶったりもします。でも正直、自然にやればいいんです。『僕のオオカミ少年』の時は、チョ・ソンヒ監督も僕もお互いをよく知らない状態でビジネスとして会って始めました。その後、作品が終わってチョ・ソンヒ監督とはよくお会いしていました。監督が内に持っている僕に対する考えがあったはずです。それで、僕にテホの役をくださったのではないかと思います。僕に似た感じがあって、役をくださったんじゃないかと一人で考えたことがあります。僕も似ていると思いました」

―開幕式のレッドカーペット上でチョン・ヨビンさんの名前が呼ばれたときの視線が話題となりました。

「『ヴィンチェンツォ』以降、数か月ぶりに会いました。僕が先にレッドカーペットを出て、次にチョン・ヨビンさんの名前が呼ばれたので振り返って見たのですが、ファンの皆さんが『ヴィンチェンツォがチャヨン(チョン・ヨビン)を見てる』と喜んでくださって。ヨビンさんとの演技はやりやすかったです。撮影していた8か月間、一番一緒にいたというのもありますね。僕らの相性が良かったのは、ヨビンさんが僕に合わせてくれたことが大きかったと思っています。配慮のできる人なんです。相手に合わせる、そういうところが良くさせてくれたんだと思います」

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