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STAR INTERVIEW

パク・シネ、一度断った映画『ザ・コール』への出演を決めた理由は?

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パク・シネ、一度断った映画『ザ・コール』への出演を決めた理由は?

女優パク・シネ(31)は24日、映画『ザ・コール』のラウンドインタビューが行われ、そこで同映画がNETFLIXを通して公開されることの心境を明かした。

映画『ザ・コール』は、一本の電話で繋がった、お互い違う時間にいる2人がお互いの運命を変えてあげることから始まる、狂気に満ちた執着を描くミステリースリラーだ。

パク・シネは劇中、ソヨン役を演じた。ソヨンは過去を変えようとする人物。パク・シネは『ザ・コール』を通してフィルモグラフィー史上一番強力な姿に変身した。

パク・シネ、一度断った映画『ザ・コール』への出演を決めた理由は?

同映画は新型コロナウイルスの影響をもろに受け、当初3月に公開する予定だったが、8か月経った11月にNETFLIXを通して公開されることが決定した。

「2月に『ザ・コール』制作発表会を行い、公開予定から8か月後に公開できることとなりました。劇場公開できないことは残念ですが、それでも映画はお見せしたいという気持ちが大きかったです。NETFLIXを通して全世界の多くの方が映画を観ることができるということで、嬉しいです。残念さが、また違う結果、そして良い方に導いてくれるという希望を持つことができた点は、嬉しく思っています。

公開時期が延び、中間中間の編集を凝りました。共演者とも合い、モニタリングし、ご飯を食べながら一緒に作品に対する話をしました。やっぱり残念な気持ちが大きかったです。一日でも早く公開出来たらいいなという思いと、このコロナ禍が終息し劇場で公開できたらいいなという思いで。(共演者らと共に)時間は経ったけど、劇場公開を待っていてくれた方も多かったのでNETFLIXを通して公開できるようになって嬉しいと話していました」

パク・シネ、一度断った映画『ザ・コール』への出演を決めた理由は?

彼女は何故『ザ・コール』出演を選んだのか。

「『ザ・コール』は『#生きている』より先に撮影しました。ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』が終わるころに『ザ・コール』のシナリオを受け取りました。実を言うと、『ザ・コール』は一度断った作品なんです。その当時、体力や精神面を考えると、すぐに撮影に入れる状態ではありませんでした。シナリオは面白かったのですが、私の状態を理由に断ったんです。

映画製作会社の代表から『もう一度作品について考えてもらえないか』と言われました。その後、監督に会って話しをし、監督の『Bargain』も面白かったですし、監督のアイディアや素材などが今までに出会った監督とはまた違う新しさを感じ、それでもう一度シナリオを読み、出演を決めました。

自分自身とても悩みました。これまでと違う姿を見せることが難しそうだと思ったんです。『ザ・コール』を通してどんな姿を見せなくてはいけないか、私ができるのは何なのかについて考えました。また、これまでにあった女性主人公と違う、独立的な主観を持って動くことのできる姿をどう見せることができるのか、もしそれができるなら、『ザ・コール』を通して見せたいと思いました」

パク・シネ、一度断った映画『ザ・コール』への出演を決めた理由は?

同作品を通して、彼女はボブヘアに。見た目に変化をつけるのは楽しかったと語る。

「見た目に変化をつけるのはいつでも楽しいです。ソヨンを表現するため、冷たく、少し見慣れない印象で仕上げました。これまでロングを貫いてきましたが、ソヨンは短いヘアがちょうどよいと思ったんです。シニカルな面だったり、母との関係においても、荒い姿を表現するため、果敢にヘアスタイルに変化をつけてみました。時間の流れに添うソヨンの外見変化を与えるためには、髪の長さ、衣装チェンジを通して、温度差を確実に見せることができると思ったんです。初めのころから会議を重ね続け、衣装、ヘア、メイクが重要だとずっと主張していました。見た目の変化は面白かったです」

映画『#生きている』がNETFLIX再生ランキング全世界1位に。

「正直、あまり実感きなかったです。話を聞いても実感できなくて。映画のスコアは、目で、舞台挨拶を通して確認することができました。『#生きている』から舞台挨拶がなくなり、目と肌で感じられなくなりました。なので呆気に取られています。話しを聞いて『本当?』、『マジ?』、『1位になったって?』、『どうやったら全世界1位になるの』と本当に不思議でした。

先に公開されていた『キングダム』がK-ゾンビとして話題になったからではないかと思いました。とてもうれしくありがたいことです。たまに海外のファンの方が、私の出演する映画が公開されることに対して残念に思われるんです。ドラマだとストリーミングサービスやほかのプラットホームで見ることができますが、映画は劇場以外で見ることが難しいんですよね。今回の『ザ・コール』がNETFLIXを通して公開され、多くの方が映画を愛してくれたらうれしいです。成績よりは個人的に私を好いてくれるファンの方に同じタイミングでお見せすることができるという事実だけで、本当に喜ばしいことです。もちろん、映画もうまくいったら嬉しいですが(笑)」

新型コロナウイルス検査後、陰性判定を受けたことについて。23日に検査を受け、陰性判定を受けたパク・シネ。撮影中だったJTBCドラマに出演する補助出演者A氏が陽性判定を受け、撮影は中断。A氏と撮影はなかったが、万一を考え検査を受けたことを伝えていた。

「インタビューを受けられなかったらどうしようと思いました。幸いにもその日撮影がなかったので、もしものことを考えて、検査を受けました。陰性判定を受けホッとしました。現場にいたスタッフら全員が陰性判定となるよう祈りました。撮影も終盤で、撮影終了まで1週間を切り、状況に合わせてうまく対処していっていると思っています」

一方『ザ・コール』は、11月27日にNETFLIXを通して公開された。
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