前世&転生…ファン・ジョンウム、同じジャンルのドラマを選択した理由を語る!
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女優ファン・ジョンウムが『あいつがそいつだ』を終えた感想を語った。
ファン・ジョンウムは2日、STAR NEWSを通して1日に放送を終えたKBS 2TV 月火ドラマ『あいつがそいつだ』に出演した感想、ビハインドストーリーなどを打ち明けた。
まず、ファン・ジョンウムは『サンガプ屋台』に続き、『あいつがそいつだ』で2作連続ドラマに出演した感想を語った。
「人生の喜怒哀楽や人々が生きていく話を描いた『サンガプ屋台』と、誰もが一度は悩んだことがある愛、非婚、転生について描いた『あいつがそいつだ』がそれぞれ異なる魅力で好評を得て、無事に終えることができ幸せでした。両作品とも制作陣の方々、監督、作家、俳優陣など全員が大変でしたが、楽しく撮影ができたからか撮影が終わった今も深い余韻が残っています」
2作連続でドラマを視聴してくれた視聴者にも感謝を伝えた。
「『サンガプ屋台』と『あいつがそいつだ』を愛してくださった視聴者の方々に心から感謝しています。2つのドラマの似ている点は、両方のキャラクターが爽快な“サイダー発言(サイダーのようにスカッとした気分にさせる発言)”をよくする能動的なキャラクターだったので、演技しながらもより楽しく撮影できた気がします」
『あいつがそいつだ』でファン・ジョンウムは非婚主義者のソ・ヒョンジュを演じた。ソ・ヒョンジュは3回の転生でずっと縁を結ぶ男性ファン・ジウ(ユン・ヒョンミン)と現生で再び出会い、愛を分かち合うこととなった。このようなキャラクターを演じるにあたってファン・ジョンウムは、たくさん悩んだと打ち明けた。
「転生ストーリーがロマンチックコメディに繋がるので、演技する時に状況によってどうやって感情表現を行うべきか悩みました。撮影を終えてみて、様々な姿をもっとお見せできたのに足りなかったのではないかという気がしました。多くの方々がヒョンジュというキャラクターに共感してくださいましたが、私もヒョンジュを通して様々なことを学び、体験することができた時間でした」
ファン・ジョンウム特有のスポーティな魅力を垣間見ることができる作品だった『あいつがそいつだ』。ひときわ「ロマンチックコメディ」ジャンルで魅力が引き立つファン・ジョンウムが考える「ファン・ジョンウム式ロマンチックコメディ」は、本気を尽くして演技することだった。
「幸いにも視聴者の方々が私の演技にたくさん共感してくださいました。自分の立場に置き換えてみたり、友達のように、姉のように考えてくださるようです。気楽で共感できる、そんな姿を好んでくださることを知っているので、演技も最大限リアルにしようと心がけています。そのため、ロマンチックコメディにたくさん挑戦してきた気がします。私が演じるすべてのキャラクターで常に新しい姿をお見せしようと思っています。また、ロマンチックコメディだからといって笑わせようと演技せず、本気で演技する姿が状況によって面白く描かれる気がします」
6月に放送を終了した『サンガプ屋台』に続き、『あいつがそいつだ』でも転生を素材にしており、2作品続けて転生ものを選択した理由を明らかにした。
「台本を見て素材が新鮮だと思って選びました。『サンガプ屋台』は夢の中に入って『この世、あの世』を行き来し、お客様の恨みを晴らす素材も新鮮で、勧善懲悪があったので老若男女誰でも楽しんで見ることができると思いました。『あいつがそいつだ』の“3回の転生”での縁が再び出会い、恋をするという素材も新鮮だと感じました」
続いてファン・ジョンウムは、作品ごとに差別化して演技したと打ち明けた。また、『あいつがそいつだ』で扱った転生に対する独自の考えも明らかに。
「私が演じたすべてのキャラクターに私が入っていますが、作品ごとに違うと思います。(『あいつがそいつだ』で)夢というのは人間の無意識ですが、それが前世の記憶と繋がることは誰もが一度は考えたり、想像したことがあるのではないかと思います。しかし、このドラマはそれを愛で描き、よりロマンチックに感じられるようになった気がします。序盤の2人の出会いから、ばらばらに散る転生のシーンが一緒に登場し、そこから視聴者の興味が生まれて物語に簡単に没頭することができたと思います」
彼女は『あいつがそいつだ』に先立ち、『サンガプ屋台』でチェ・ウォニョン、ユク・ソンジェ、2人の俳優と共演した感想も伝えた。
「現場の雰囲気メーカーであり、ウォルジュ(『サンガプ屋台』でファン・ジョンウムが演じた役)のキャラクターを作っていくためにすごくタメになったチェ・ウォニョンさん、年下だけど親切だったユク・ソンジェさんと一緒だったので、いつも心強かったです。本当に演技も上手くて面白くて優しい方でした」
『あいつがそいつだ』でソ・ヒョンジュは、自身に愛を告白した2人の男性のうち、1人を選ばなければならない状況に置かれていた。「実際の状況」を仮定した時、ファン・ジョンウムの選択はファン・ジウだった。
「2人のキャラクターの魅力が違いすぎて、実際もとても悩むと思います。でも3度の転生の記憶を持って私を待っていてくれたヒマワリのようなジウを選択すると思います。2人とも長い間、私のために守ってきた人々ではありますが、それでも前世でずっとそのような愛や悲しい別れをしたなら、心が先に動くのではないかと思います。そして、ジフンは年下でもあり、あまりにも弟のような気持ちが大きいと考えます」
『あいつがそいつだ』でファン・ジョンウムが演じたソ・ヒョンジュは仕事、愛において独自の確固たる哲学を見せた。おかげで共感を呼ぶ“サイダー発言”も多かった。この中でファン・ジョンウムも共感したシーン、セリフがあったという。
「ヒョンジュが非婚式で『一度想像してみました。結婚後の自分の姿がどうか。でもいくら努力しても描けませんでした。見知らぬ人が私の家族になるということも恐ろしく、子供を産んで育てることも漠然としており、キャリアを積む前にキャリアが途絶えたらどうしよう。夫ではなく、自分自身を内助しようと思います。子供ではなく私の夢に犠牲になりながら、生涯愛する人探し求める代わりに一生私がしたい仕事と同苦同楽しながら生きてみようと思います』というシーンがあります。非婚に対する確固たる考えを持つヒョンジュが自らを愛し、両親の反対でも所信を守る姿が素敵に見えて、誰でも現実的にあり得る悩みなので共感しました」
今年上半期の『サンガプ屋台』に続き、『あいつがそいつだ』まで休みなく走り続けてきたファン・ジョンウム。彼女の次回作はどうなるだろう。
「まだ決まった活動計画はありません。2作連続で撮影したので、充電の時間を設けようと思います。これまで読めずにいた本も読んで、運動もしながら発展した姿で挨拶します。多くの方々が私を見て頑張れるように素敵な演技と作品に戻ってきます」
一方、ファン・ジョンウムが出演した『あいつがそいつだ』は非婚主義者になったソ・ヒョンジュ(ファン・ジョンウム)がある日、ファン・ジウ(ユン・ヒョンミン)、パク・ドギョム(ソ・ジフン)など、2人の男性に告白されて繰り広げる、非婚死守ロマンチックコメディドラマだ。
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