幼いイメージに悩んだユ・スンホ!悩みを捨て望んだ作品は高評価♪
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(一部、ドラマのネタバレあり)
俳優ユ・スンホが、tvN 水木ドラマ『メモリスト』(演出キム・フィ、ソ・ジェヒョン、オ・スンヨル、脚本アン・ドハ、ファン・ハナ)を終えた感想を明かした。
ユ・スンホは12日、STARNEWSとの書面によるインタビューを通じて「初めて挑戦するジャンルなので、たくさんの心配を抱えていました。ドラマの開始前からアクションも練習し、警察の役だったので外見にも気を使いました。終わってみるとほっとした一方で、名残惜しい気持ちが大きいです」と語った。
『メモリスト』は国家公認超能力刑事“ドンベク”とエリートプロファイラー“ハン・ソンミ”が、ミステリーな連続殺人鬼を追跡する捜査ドラマで、先月30日に第16話を最後に幕を下ろした。ユ・スンホは、サイコメトリー能力を持った刑事ドンベクに扮し、熱演を広げた。
子役俳優として最初に名をはせたユ・スンホは、今回の作品で強烈なアクションや多彩な感情線を持つドンベクのキャラクターを演じ、大人の演技者として一段成長したという評価を受けた。
「以前から子役のイメージ、幼く見えるという話をよく聞いて演技をしていたからか、このような職業には自信がありませんでした。何をしても幼く見え、似合わない服を着ているように見えるだろうと考えていました」
ユ・スンホは「しかし、今回『メモリスト』を通じてそのような考えを自分自身で壊し、周囲からも肯定的な言葉をたくさんかけてもらいました。今後、キャラクターを選ぶ上で大きなヒントになりそうです。心から感謝し、愛する作品として記憶に残ると思います」と作品に対する特別な思いを語った。
また彼は、容姿に対する指摘について悔しい心境を打ち明けた。
「警察として、より筋肉質で頼もしい姿を見せたいという気持ちからトレーニングをしました。ですが、周囲から『管理をしないのか、アゴのラインがなくなった』という言葉を聞いて、僕の姿は努力して増量したのではなく、管理ができていないように見られたということかと、悔しくなりました」
超能力を持つ刑事ドンベクを演じるために体重を増やしたユ・スンホは、放送序盤に容姿に関する指摘を受け、SNSを通じ「警察の役なので、わざと体重を増やしました。僕も顔に肉がついたことは分かっています」と釈明して注目を集めた。
ドラマの放送終了後、ユ・スンホは「実際に僕がモニタリングをした時も以前に比べてアゴのラインが消えて太って見えましたが、ハンサムに見えるよりは、そのキャラクターにふさわしく合わせることがより重要だと考えました。ですが、次の作品ではシャープなアゴのラインを披露する予定です(笑)」
先月30日に放送を終えた『メモリスト』は、俳優陣の熱演と作品に対する好評にもかかわらず、視聴率は2〜3%台に留まり、物足りなさを残した。これに対してユ・スンホは「判断は視聴者の方々の役目だと思います。楽しく見てくださった固定視聴者の方々には、本当に感謝しています。視聴率が残念だったことは事実ですが、『メモリスト』の各キャラクターの関係性、それにまつわる事件は明らかに興味深いものだったと思います」と自己評価した。
『メモリスト』で多くの疑問を生んだ“消しゴム”の正体は、ドンベクの姉ソ・ヒス(イ・ヨンジン)であることが明らかになり、予想外の衝撃を与えた。
「イ・ヨンジン先輩が最後にすべての事実を話してくださるシーンが記憶に残っています。俳優陣だけでなく、視聴者の方々も知りたがっていた消しゴムの正体、ドンベクの過去など、すべてが説明されるシーンでした。しかも、お互いに感情的にも激しい状況だったので、撮影当時先輩も僕もかなり大変なシーンでした」
共演俳優に向けた称賛を惜しまなかった。
イ・セヨンとの共演について「今回初めてしっかり共演させていただいたのですが、演技はもちろん、現場でのムードメーカーとしていてくれました」と満足感を伝えた。
続けて「毎日繰り返される撮影にも、笑顔をなくすことなく、良い府に気を作ってくれて本当にありがたかったです」と重ねた。
劇中、超能力刑事ドンベク役を務めた彼は、エリートプロファイラー ハン・ソンミを演じたイ・セヨンと、連続殺人犯“消しゴム”を追い、視聴者に張り詰めた緊張感を届けた。
今回のドラマで、ユ・スンホとイ・セヨンは頼もしいパートナーであり、警察次長イ・シヌン役のチョ・ソンハとは対立関係というところで、作品に面白さを追加した。
「先輩(チョ・ソンハ)は前作で共演したので今回の作品でも息ぴったりでした。言わずとも伝わる関係ですね」
劇中で一番印象に残っているシーンでは、イ・シヌンよりドンベクが連続殺人事件の犯人とされてしまったシーンを選んだ。
「撮影現場でチョ・ソンハ先輩も、僕も感情を入れなくてはいけないシーンだったので、スタッフの皆さんも役者が感情に集中して維持できるよう、セッティングなどをテキパキとしてくださったことが記憶に残っています。今考えてもすごくありがたいことです」
放送局社会部の最年少記者、カン・ジウンを演じたチョン・ヒョソンについても語った。
「(チョン・ヒョソンが)先に話しかけてきてくれて、親しくなれました。ドラマの雰囲気が暗いので、現場でふざけたりできるような空気ではなかったのですが、空気を読んで話をしたり、ふざけたりしているうち、親しくなっていきましたね。
特にチョン・ヒョソンさんの記者演技に感嘆しました。序盤は放送でしか見ることができなかったのですが、実際の記者さんのようで、本物かと錯覚するほどでした」
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