俳優アン・ヒョソプが『浪漫ドクターキム・サブ2』で縁を結んだ先輩ハン・ソッキュ、女優イ・ソンギョンらについて語った。

3日、ソウル江南（カンナム）区論峴（ノニョン）洞のカフェにて、SBS 月火ドラマ『浪漫ドクターキム・サブ2』（脚本カン・ウンギョン、演出ユ・インシク、イ・キルボク）の放送終了インタビューが行われた。

―ハン・ソッキュとの共演について

劇中、トルダム病院GS（外科）フェロー2年目のソ・ウジン役を熱演した彼は、この日「ハン・ソッキュ先輩は俳優人生でなかなか出会えない先輩です。演技面でたくさんアドバイスをしていただきました。家族のような穏やかさもあり、温かい気持ちで撮影することができました」と語った。

ハン・ソッキュはトルダム病院の外科課長キム・サブ役を演じ、ドラマをけん引した。アン・ヒョソプは撮影中、演技に臨むハン・ソッキュの態度を見て感銘を受けたと打ち明ける。

「新人俳優のようにいつも真剣で、乱れた姿を見たことがないです。常に研究し、学ぼうとしています。先輩ほどの年齢とキャリアであれば甘んずるものですが、いつも最初に現場に来て明るい姿で悩み続けられているんですよね。そういう姿が後輩や僕にとっては大きな刺激となり、本当に一生懸命演技に臨むきっかけとなりました。

先輩を見ると笑いが溢れ出る、魔性のようなところがあって。実際にユーモラスで、本当に優しい父親のような感じです。最高の先輩だと思います」

―ドラマから得た評価

自身に対する評価について率直な考えを伝えた。

“信頼をおける俳優”という好評を受けたことについて、「自分では同意できませんが、そういうコメントを見ると力が湧いてきます」と打ち明けた。

「事実でもそうじゃなくても、良いコメントに目が行ってしまいます。昔は悪質なコメントを見て辛い思いをしたこともありましたが、今回撮影をしながら、僕がしている仕事に対する大切さを改めて感じました。僕は子どもの頃好きだった憧れの人を見ながら感じた感情を、僕も与えることができるのだという気持ちが湧き、僕の感情一つ一つに気を付けるようになりました」

アン・ヒョソプは、優れた演技力だけでなく、ハンサムなビジュアルでも視聴者の大きな注目を浴びた。

「容姿に対する称賛はいくらいただいても嬉しいですね。どんな称賛でも感謝しています。個人的に自分の容姿はそれほど気に入ってはいないのですが、だからといって反論するのも変なので感謝しています」

―イ・ソンギョンとの共演について

また、イ・ソンギョンとの共演については「最初はよそよそしかった」と語る。

CS（胸部外科）フェロー2年目のチャ・ウンジェ役を演じたイ・ソンギョンとのロマンスを演じたアン・ヒョソプ。

「（イ）ソンギョンさんとは最初よそよそしかったです。なので心配していたのですが、逆にそのよそよそしさが、ソ・ウジンとチャ・ウンジェの仲のためにむしろプラスになると思いました。終盤には親しくなりましたが、序盤は2人の関係に役立ちました。

ソンギョンさんと一緒に撮影すると、疲れていたり、大変な時でも常に力をもらえます。見た目以上によくしてくれますし、楽しく撮影できました」

トルダム病院の看護師パク・ウンタクに扮した俳優キム・ミンジェとは、歌手練習生時代からの旧知の仲だ。

「約5～6年ぶりに会いましたが、こうやって現場で仕事を一緒にしたのは初めてでした。序盤は一緒に演技をするのが大変で。ウンタクは真剣なキャラクターですが、そのキャラを演じるミンジェさんの真剣な姿が見ていられませんでした（笑）。とはいえ、自分もドラマに没頭すると本当に楽しく仕事ができました」

ドラマ『浪漫ドクターキム・サブ2』は、地方のみすぼらしいトルダム病院を背景に繰り広げられる“真のドクター”の話で、ハン・ソッキュ、アン・ヒョソプ、イ・ソンギョン、キム・ミンジェ、キム・ジュホン、シン・ドンウク、ソ・ジュヨン、チン・ギョン、イム・ウォニなどが出演し、熱演を繰り広げた。先月25日に放送された最終回は、ニールセン・コリア全国基準27.1％の自己最高視聴率を記録し、視聴者の大きな愛を受けた。

(c)STARNEWS