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STAR INTERVIEW

チャン・ヒョク、朝鮮の王を演じるのは二度目となった作品『私の国-序章-』

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チャン・ヒョク、朝鮮の王を演じるのは二度目となった作品『私の国-序章-』

私の国-序章-』(以下、『私の国』)チャン・ヒョクのイ・バンウォン(太宗/李氏朝鮮の第3代国王)は何かが違った。既存の様々な作品で見てきたイ・バンウォンの姿とは全く違った。

過去に映画『純粋の時代』以降、残念さが残りもう一度イ・バンウォンを演じたいと思ってたというチャン・ヒョク。彼は野望家、野心家の姿のイ・バンウォンではない、その裏に隠された部分を表現しようとしたという。同作品を通して再び新たなキャラクターになりきることに成功した彼を世間は『チュノ~推奴~』のテギルに続く“人生キャラクター”と評価している。

チャン・ヒョクは『私の国』エピソードはもちろん、過去話題を呼んだラッパー時代のTJについても回想した。

チャン・ヒョク、朝鮮の王を演じるのは二度目となった作品『私の国-序章-』

―『私の国』を終えた心境を聞かせてください。

「8か月くらい撮影しました。役者から始まり監督、スタッフまで、いろいろなことを表現しようという現場でした。ほかの現場に比べ、話し合いも多かったです。過去に、映画『純粋の時代』でイ・バンウォンを演じたのですが、演じ切れていないような感じがありました。『私の国』でイ・バンウォン役を演じられることができ嬉しかったです。この人物に野心家、野望を持つ人物という歴史的ツールが残っていようと、その裏の部分を表現しようと思いました」

―『純粋の時代』で心残りを感じたとおっしゃいましたが、今回『私の国』を通してその部分はなくなりましたか?

「視点というところで心の故地がありました。『純粋の時代』ではイ・バンウォンが鄭道伝による“第一次王子の乱”を起こすのが背景でしたが、今回のドラマではイ・バンウォンと兵士の物語でした。イ・バンウォン、イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)の葛藤、ナムジョン(アン・ネサン)、ナム・ソンホ(ウ・ドファン)、ソヒ(ヤン・セジョン)と求道的に交わり、動きの幅が広まりました」

―イ・バンウォンを違って見えるように表現されました。どういった努力をされましたか?

「どうしても歴史の中の人物を実際に見たわけではないため、その人物に対する設定を決め、感じ取ることは、役者が感情をつかみ取り演じることが最善の方法だと思いました。歴史は勝者が記録したことのため、裏がある気がしました。人物関係の中でどんな感情を持たなくてはいけないかについて、悩み、表現しようと努力しました。映画より時間的な制約があまりないドラマなので、多くのことを表現できました」

―『私の国』を通して“人生キャラクター”を得たという評価を得ましたね。

「個人的にはとても嬉しく感謝しています。よく知られているキャラクターに少し違うものを入れて表現すると、さらに説得力が出るようです。冒険的視点について考える時間となりました」

チャン・ヒョク、朝鮮の王を演じるのは二度目となった作品『私の国-序章-』

―『チュノ』のテギルを覚えているファンが今も多いと思います。このテギルを超えると思いますか?

「僕は常にテギルを消せたと思っていますが、そうは見てもらえないようです。でも『テギルだ』と言われても全く気にしません」

―『私の国』での扮装も大きく話題となりました。

「傷は本物でした。宿舎でトレーニング中にぶつけて傷を作ってしまったもので。イ・バンウォンというキャラクターに合う傷だったようで話題にになりましたね」

―『私の国』で20代の役者(ヤン・セジョン、ウ・ドファン、キム・ソリョン)と演技をされましたが、いかがでしたか?

「学ぶことが多かったですね。台本にあるものを分析し、直接表現し、シーンについての説明を聞き、各自が解析をしてくるというところに驚きました。僕は同じくらいの年のころ、そうはできなかったので」

チャン・ヒョク、朝鮮の王を演じるのは二度目となった作品『私の国-序章-』

―『私の国』での出演分量が、ヤン・セジョン、ウ・ドファン、ソリョンに傾いてしまうことに対しての心配はなかったですか?

「みんなの演技がすごく良かったので、緊張しましたね。ですが僕は制作側だったり演出側ではないので、そういうことを考えたことはないですね」

―続けて作品に出演されています。何か特別な理由があるのでしょうか?

「正直、僕はデビューからずっと多作品に出演してきました。23年目になりますが、休んだことは軍隊に行っていた2年のみですね。役者の性質だと思います。“現場でぶつかろう”というマインドで、現場で学ぶことを重要視しています」

―ラッパーTJのファンが多いです。歌手復帰の計画はありますか?JTBCバラエティ番組『シュガーマン』への出演オファーも寄せられるのではないかと思います。

「時代の状況を考えるとちょっと難しいかなと思います。あの頃の僕の姿を求めてくださっていると思うのですが、今の歌手の皆さんとの傾向が違いすぎるので、自分が主となってでることはないです。言葉そのままにTJは“プロジェクト”でした」

(c)STARNEWS
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