―感情演技の秘訣はなんですか？

「特に秘訣として何かがあったわけではないです。なので、次の作品で『演技が下手』という声を聞くかもしれないですが、努力してできないことはないということをよく分かっています。努力する時間が長くかかったとしても、今後、より多くの方々に共感を与えられる演技をしたいです。まだ演技に対して知らないことも多く、足りない点もありますが、これからも一生懸命頑張りたいです。

僕の眼差しが悲しそうだという言葉を聞いたことがなかったのですが、今回の作品を通して聞くことができました。感情的に難しい点はなく、集中して撮影できました」

―では、感情演技に集中できた理由は何かありますか？

「ヘジャ先輩とジミン先輩と一緒に演技をすることができてとても光栄でした。それに、監督がいなかったらこれだけの演技をすることはできなかったと思います。かなり細かくサポートしてくださったので。

『安市城』の時もそうだったのですが、素敵な方々と一緒だったので迷惑をかけたくなかったんです。本当に努力しました」

―大先輩キム・ヘジャさんとの共演はいかがでしたか？

「僕にこんな機会がまわってくるとはと、とても光栄でした。ぼくがこの作品に出演すると話すと、周りからヘジャ先生との共演をうらやむ声をたくさん聞いたので、幸せでした」

―ハン・ジミンさんと恋人役を演じられましたね。

「初めての撮影の時、先輩の撮影はないのにわざわざ来てくださったのを覚えています。おかげで緊張も解けましたし、よく話しかけてくださり、フラットに接してくだったので僕もリラックスして演じることができたと思うんです。先輩と共演できたことに感謝です」

―ヘジャの世間知らずな兄キム・ヨンス役のソン・ホジュンさんは『眩しくて』制作発表会のとき「面白いドラマ」と紹介されていました。

「僕は悲しいドラマだと思っていたのですが、兄さんは制作発表会で『面白いドラマ』と言っていて、僕もなぜだろうと気になりました。ですが、作品と兄さんのキャラクターを見てその説明が理解できました（笑）」