ティファニー インタビュー
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「韓国に行くことになったら、その時またご挨拶します~!」
携帯電話越しに聞こえてきたティファニーの声は、落ち着いていながらも緊張しているように感じられた。まだゴールには遠く、超えなくてはいけない過程も多いが、ゆっくり順番に進んでいくと重ねて強調していた。
ティファニーは2007年8月に少女時代メンバーとしてデビューし、明るい笑顔と魅力的な“三日月スマイル”でファンから愛された。アメリカLAを故郷に持つ海外出身メンバーだが、特有の前向きな心と粘り強さで、少女時代のボーカルメンバーとしてチームのロングランを導き、海外でも幅広く愛されることに一助した彼女。
以降ティファニーは、挑戦のために再度アメリカへ渡り、新しいスタートを切った。2017年に所属事務所SMエンターテイメントと再契約を締結しなかった彼女は、アメリカへ渡りLAで演技塾に通いながら直接の作詞作曲も並行し、役者として、歌手としての力量を広げるための基盤を固めている。
決して簡単な決断ではなかったはずだ。だがティファニーは、さらなる大きな目標達成のために自ら大変な道を選択した。「自分を痛めつけて鞭打つタイプです」と語る彼女。
「私は元々、辛くても辛いと言わないタイプです。もちろん今の目指す過程には大変な部分もありますが、私の考えている目標を達成できたとき、その時に『これまでの過程は辛かった』と話すことに意味があると思います。今回アメリカで過ごしながらすごく感じました。もちろん、メンバーに『辛い』とこぼしたことはありましたけど(笑)。それでも応援してもらっていますし、『私たちお互いを思いながらもっと頑張ろう』と励ましあっています」
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