あらすじ
1951年、朝鮮半島は南の大韓民国と北の朝鮮民主主義人民共和国が主権を巡って争う朝鮮戦争の真っ只中だった。
北朝鮮が守勢に立つと、中国から30万の支援軍が送られ、韓国軍は後退を余儀なくされる。
韓国・国防守備隊出身の歴戦のベテランヒョンジュン(チェ・スジョン)率いる13師団1大隊2小隊1分隊は、市街戦を繰り広げながら南へ後退していた。
韓国軍のソンイル(チョン・テウ)は戦争に恐怖を感じて部隊から逃げ、有利な局面を迎えた北朝鮮人民軍※1の服装に着替えて脱走を続ける。
脱走途中、後退している韓国軍の師団長ウン(イ・ドクファ)と遭遇し共に南下するソンイルだったが、中国軍とはちあわせして、ウンは人質に、人民軍に扮装していたソンイルは英雄として歓迎される。
一方、1分隊が中国軍を避けて南下していたところ北朝鮮の脱走兵に遭遇し、テクス(イ・スンヒョ)の挑発により戦闘にまで発展して部隊員一名を失うことになる。
山村の人々に助けられ、師団長を救出し基地復帰に成功する1分隊。
氷点下の寒さが襲っても、戦争は終わる兆しを見せない…。
朝鮮戦争から60周年。銃口を向けなければならなかった人々の痛みと戦争の惨状を描く!
※1人民軍:朝鮮民主主義人民共和国の軍隊