あらすじ
1990年、幼いコ・セウォンは共感能力がない代わりに、同い年の子と比べて認知能力が優れていた。
彼を病院に連れて行った母(オ・ヨナ)は、医師が勧めた自閉症スペクトラム治療プログラムを調べてみるも、金額が大きすぎてとても彼女の手に負えるものではなかった。
その後、病院を出た2人だったがセウォンの目の前で母は不慮の事故により亡くなってしまう…。
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大人になったコ・セウォン(イ・ソンギュン)は、B.C研究所の天才脳科学者となり、他人の脳をスキャンし考えを読み取れる脳波研究を行っていた。だが学会では、悪用の可能性と人権的なジレンマ問題により認められていなかった。
それでも彼は研究を続け、マウス実験も成功し次は人間を対象に臨床実験を行うことにしたのだが…初めての実験でセウォンは死にかける事態に。
そんな時、彼のもとに自殺民間調査員のイ・ガンム(パク・ヒスン)がやってきた。それから数日後には、ST捜査隊刑事チェ・スソク(ソ・ジヘ)とその同僚(チョ・ボンレ)が彼のもとにやってきて、両者とも彼に聞いてきたのは「奥様の行方をご存じですか」というものだった。
妻と親しいイム・ジュンギという男性が殺害されたというのだが…
そうしてセウォンは、その男性の脳をスキャンすることに。するとどういうわけか、記憶をスキャンするだけでなく、その人物の癖、行動までもが同期化されてしまい…