あらすじ
黒渦町に住む少女桐絵が、怖い話をするという言葉で映画は始まる。
高校生の桐絵は、幼い頃からの友人であり現在は交際している秀一から、父親が精神的におかしくなっているという話を聞き、2人で村を出ようと言われる。
重くとらえることなく聞いていた桐絵だったが、偶然秀一の父がうずまき形のカタツムリの殻をビデオカメラで一生懸命撮っている姿を発見してから、何かおかしいと感じ始める。
その後、桐絵の周りでおかしなことが起こり始めた。学校のらせん階段から落ちた同級生が亡くなる事件が発生し、陶芸家である桐絵の父にうずまき模様の皿を依頼した秀一の父は、うずまきの形と関連したものを部屋に集め、しまいには洗濯機の中で渦巻の形になって亡くなっていた…。
また、秀一の母も秀一の父の火葬中、煙突から出る煙がうずまきの形に変わるのを目撃し、ショックで入院することに。
村で起きるこうした事件は、伝染病のように広がり、おかしなかたちで死ぬ人たちが急速に増えた。
渦巻の形にひどく恐怖を覚えた秀一の母は、自身の指紋をもハサミで切り、最後には耳の中の蝸牛を失くすため耳をハサミで切り死亡。桐絵の同級生はヘアスタイルがうずまきの形になったかと思えば、先生は異常なまでに水分を補給する症状が出始めた。
そして学校には、巨大な人間の頭が付いたカタツムリが現れ…!