あらすじ
パク・ジョンファン(キム・レウォン)は大検察庁(最高検察庁)の反汚職部操作指揮課長として忙しい日々を送っていた。
彼は堂々とした語り口、道徳や定義よりも権力の風向きを重視しする性格ですぐに出世し、何の躊躇もなく地検長イ・テジュン(チョ・ジェヒョン)の手下になった。
一方、ジョンファンの別れた妻ハギョン(キム・アジュン)は、娘のイェリン(キム・ジヨン)を育てながらソウル地検の検事をしていた。
大手の法律事務所や企業から高待遇でのスカウト話もあったが、全てを断り検事として、また母親として忙しいながらも幸せな日々を送っていた。
そんなある日、ハギョンの目の前でイェリンを乗せた幼稚園バスが急発進し、バスの運転手が重体に陥った。
園児たちを守るために最善を尽くした運転手のおかげで、園児に大した怪我はなかったが、警察は運転手が飲酒や居眠りをしていた為の事故だと疑っていた。
運転手の過失ではなくバスの欠陥事故だと思ったハギョンは事故の原因を調べ、バスの部品に不良品が使われていたのではないかと思い始める。
しかし、バスを製造した会社は3年前に倒産し、その社長はイ・テジュンの実兄イ・テソプ(イ・ギヨン)だった。そしてジョンファンはバスの事故を運転手の飲酒運転として隠ぺいしようと画策する。
そんな中、ジョンファンに悪性の脳腫瘍が発見され、余命半年を宣告される…。