あらすじ
25代武寧王のユン(イ・ジェリョン)とペッカ(アン・ソクファン)の娘チェファ(ミョン・セビン)。二人はお互い愛し合っていたが、ペッカが24代王であるドンソン王を殺害しユンを怒らせてしまう。
ペッカは大罪人となりチェファも反逆罪で処刑されそうになるが、クチョン(ユン・テヨン)に間一髪のところで助けられる。
クチョンはそのままチェファを連れて逃げ、たどり着いた村でそのまま暮らすことにし、その村でチェファは武寧王の娘ス・ペクヒャンを出産し、ソルナン(ソ・ヒョンジン)と名付ける。
そして数年後、チェファとクチョンの間にソルヒ(ソウ)という娘が生まれ、家族4人で幸せに暮らしていた。
そんなある日、村が何者かに襲われた!
クチョンは家族を守るために必死に戦うがチェファが目を切られ、自身も命を落としてしまう。村の人々も次々と殺されソルナンとソルヒだけが無事だった。
身の危険を感じたソルナンとソルヒは、失明したチェファを連れてそのまま村を出て行く。
逃げている途中でチェファは自分の命が長くない事を悟り、ソルナンに自分が知っている全ての真実を打ち明けようとするが、ソルナンと間違えてソルヒに伝えてしまう。
ソルナンがクチョンの子供ではないこと…
実の父親は武寧王だということ…
本当の名前はス・ペクヒャンだということ…
全ての証拠が"かんざし"だということ…
全てを聞いたソルヒだが、チェファの言葉を信じられずにソルナンに伝えることは出来ず、チェファはソルナンに伝える前に息を引き取ってしまう。
チェファの死後、ソルナンは村を襲った匪賊への復讐を決心し、ソルヒにチェファの遺品である"かんざし"を預かってほしいと頼む。
かんざしを手にしたソルヒは姉の運命であるス・ペクヒャンの人生を手に入れるためにソルナンが眠っている間に一人、熊津(ウンジン)宮へと向かう…。