あらすじ
ク・ミジン(カン・イェウォン)は人間の年では26歳だが、実際は999歳の九尾狐。
普段は正体を隠して江南エステティック研究室の室長をしている。
九尾狐が本物の人間になるのは1000歳。それまで後3ヶ月を残しているミジンだが、実はその間に1000人の男性の肝を食べなければならない。しかしミジンは今まで自分を本当に愛してくれる人のものだけを食べるという誓いを立てて、999個食べてきた。
そんなミジンを愛してくれるというある男、それは死期が迫り、期限付きの人生を送っているキム・ウンソク(イ・ウンソク)。いよいよ最後の一人を捕まえられるチャンスがやってきたが、ミジンはそんな男性の肝を食べてしまっていいのか悩む。
一方ミジンの最後の男候補となったウンソクはレストランを経営している。その店は特別なレストランで、そこで食べなければいけない事情のある人しか受け入れない、一風変わった店だ。
ウンソクは自分の寿命が長くないことを知りながら、死に向けてさまざまな準備をしていた。
そんな中出会ったのがミジンだった。人間になりたいと願うミジンをかわいそうに思ったウンソクは、いつの間にか彼女に愛情を抱くようになる。
この世で命が途絶える前に命と変えてもいいほどの愛があるということを死ぬ直前にわからせてくれたミジンに、感謝の気持ちを抱いていくのだった…。