あらすじ
1970年初、30代の有望政治家だったキム・ドジュンは、才色兼備の女子大生チェ・ミランと出会い炎のような愛におぼれる。結局チェ・ミランはドジュンの息子チェ・ドンミンを妊娠し、チェ・ミランを心から愛したキム・ドジュンはミランに惜しみない愛情を注ぐ。しかし次第に政治的野心を抱くキム・ドジュンは多くの政敵を作るようになり、ミランとの関係が周りに知られ道徳的な問題で上層部から注意を受ける。ドジュンにとってミランが大きな負担になりはじめたのだ。悩んだドジュンは、ミランをアメリカに行かせようと考える。
自分を捨てようとするドジュンに対して頭に来たミランはドジュンに食って掛かる。怒りを抑えることができなかったドジュンは思わずミランを殴ってしまう。倒れて頭をひどく打ったミランは、血を流して意識を失う。自分がミランを殺したと思ったドジュンは、荒ててミランの死を隠すために当時秘書兼運転手だったシン・テスを呼んでミランの死を解決するように指示する。この時、六歳だったドンミンはすべての場面を目撃する。