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韓国の正統派ラブストーリー映画といえば『私の頭の中の消しゴム』。
何度見ても泣いてしまう、切なく、余韻が残るラブストーリーで、韓国人が愛する映画の一つです。
チョン・ウソンさんとソン・イェジンさんの初々しい姿も見どころですが、“私はあなたを記憶しない。あなたはただ私に染み込んだんです”、“容赦というのは憎みに部屋を一つ貸せばいいんだって”、“記憶から消えたら、魂もなくなるそうですよ”など、名セリフも逃せません!特に、チョン・ウソンさんの「これを飲んだら僕と付き合うんだよ」は、韓国人では知らない人がいないと言っても過言ではなく、今でも多くの人がよくパロディーをしている名セリフです!
日本で30億円以上の収益を記録し、15年間、歴代韓国映画の1位を獲得してきた映画なので、すでに見ている方も多いかと思いますが、久しぶりにしっとり、切ない感性に浸ってみたい方はぜひもう一度見てみてください!
うっかり者のスジンは、コンビニでコーラを買い、おつりだけもらってコーラはレジに置いたまま出て来てしまった。後でそれに気づいたスジンはコンビニに戻るが、ドアの前でコーラを持っている男性とぶつかる。レジを見ると自分のコーラが見当たらず、彼が自分のものを持って行ったと思い込んだスジンはそれを奪い一気に飲み、空き缶だけを突き返すのだった。だがバスに乗ったスジンは財布がないことに気づき、再びコンビニへ戻ると、店員から財布とコーラを渡され、自分の勘違いに気づく…。
数日後、会社の修理のために来た男性チョルスを見て、先日の彼であることに気づきスジンは戸惑う。スジンに気づいたチョルスは、スジンにやられたことと同じく彼女のコーラを奪い、一気に飲んでしまう。一方、仕事の帰り道、スジンはバックをひったくられるのだがチョルスに助けられ、彼に好感を抱く。
それからは、チョルスの仕事場の周りをうろうろしながら彼と出くわす機会をうかがっていたスジン。ある日、友達を連れ、チョルスが同僚たちと一緒にいる屋台の前を偶然を装って通り過ぎ、相席することに。みんな帰ってしまい2人だけが残ると、チョルスはスジンに焼酎を注ぎ、『これを飲んだら僕たちは付き合うんだよ』といい、スジンは一気に飲み干し、2人は付き合い、結婚までゴールインする。
2人とも仕事も順調で、幸せな結婚生活を送っている中、スジンは家に行く道に迷うことがどんどん多くなり、病院で検査を受け、自分の頭の中に消しゴム(アルツハイマー病)があることを知らされるのだが…
チョン・ウソン
-チェ・チョルス役
ソン・イェジン
-キム・スジン役
-この映画は2001年日本読売テレビで放送された短編ドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても~』を原作にしています!
-チョン・ウソンさんは役作りのために、大工と建築業を勉強したそうです!チョルスの家にある小さな木材の椅子はチョン・ウソンさんが直接作ったものだとか!