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カフェのイマ!


観光客の別腹を支えた
カフェたちはオッテヨ?

韓国の特にソウルは一軒おきにカフェと言ってもいいくらいにカフェ大国です。最近は学生街を中心にテイクアウト専門のアメリカーノが1杯なんと900ウォンのチェーン店も出る程に、安いコーヒーからホンデやヤンジェ(良才洞)のように7~8千ウォンもするような高価コーヒーまで、ピンキリな韓国のコーヒー事情ですが、昨今の明洞カフェ事情はどうなっているのでしょうか?

明洞で一番人気だったかどうかは分かりませんが、日本人観光客にも可愛いと評判だったカフェと言えば、Café de Parisではないでしょうか?インテリアもオシャレだし、何と言っても飲み物の見栄えがすごくて飲んだり食べたりするよりも、写真を撮るのに大忙しのカフェではなかったでしょうか。

1号店は、ちょうどスタバのある小さな十字路の向かい側に……



………。なんと、建物ごとなくなってしまっていました。一杯たしか15000ウォンくらいの高値でしたが、それでも外国人観光客が来ないと維持ができなかったのでしょうか。建物を解体しているということは、ビルのオーナーが建て直しを決めたということになりますが、きっと空きになったから建て替えることにしたのでしょうね。結構人気あったのに、残念です。

そんな哀愁漂う明洞のカフェ業界にも新たな風は吹き込んでいました!外国人観光客が来なくなったところへ、今度は韓国の若い人たちが戻ってきてくれているのです。韓国の人もSNSを利用した映える写真を求めるようになっているので、それを狙って新しいカフェが続々と登場しています。最初にご紹介するのは、明洞の東の端の方になりますが、目の前に明洞聖堂が見えるこちらです。



立地は抜群ですね。眺めもどこかヨーロッパのようにも見えつつも、右奥にはばっちり南山タワーも見えています!(南山タワーと言っている時点でクロヤンの古さがバレてしまいますね。汗) ちなみにこのカップルは全然どいてくれないので後ろから盗撮することになってしまいましたが、どかない彼らはきっと気づいていなかったはずです。クロヤンの横でも同じようにスマホを構えて彼らを睨みつけている人がたくさんいたことを……。だって、後ろを振り返ると……



満席で座れずに写真だけでも撮ろうと必死な団体がわんさかいるではありませんか。핫플(핫플레이스/ハップルレイス/ホットスポット)と呼ばれる人気スポットだったので、次から次へと人がやってきては席がなくて写真だけ撮って帰って行きました。クロヤンもそんな一人だったんですけどね。

で、仕方ないので他の핫플(ハップル)に行ってみることにしました。今度は明洞聖堂とは正反対の、中国大使館がある明洞の西の端です。レートがいい両替所が多かったので、よくみなさんも訪れていたのではないでしょうか。その両替所を越えて更に奥へ進むと次なるカフェが佇んでいます。



歴史を感じさせるような外観で通り過ぎる人がみんな一度は立ち止まって眺めていました。そして詳しい方は気づかれたかもしれませんが、建物の中央に見えるマークは「晴天白日」といって台湾の前身(というと歴史的におかしいのですが)となる中華民国の国章になっているのです。しかしここは中国大使館の本当に目の前で、多くの在韓中国人を含む中華圏の人が行き交う場所だけあって、クロヤンが訪れた時にも中国語を話す人たちがこの建物を見ては中国語で「台湾?」と連発していました。

それも当然なのが、実はここ、元々は台湾(中華民国)が韓国と国交を持っていた時の大使館だった建物なのですから。それが今でも中華人民共和国の大使館と向かい合っているのですから、まさに台湾海峡、そのもののですね。
(どうでもいい話ですが、クロヤンは大学時代に半年間、台北に語学留学をしていたので、台湾も好きなのであーる。夜市も大好き!その点ではソウルの夜はちょっと残念ですね)



でもそんな重い歴史とは無関係に、カフェ自体はとてもオシャレな感じです。ケーキやスイーツも美味しそうですし、入口のネオンサインもオシャレ感を醸し出してくれていますよね。中に入ってみると……



このように雰囲気のある内装で、おしゃべりを楽しむ人や写真を撮る人などで賑わっていました。

一時は衰退した明洞ですが、新たな息吹もあちこちで吹き始めていました。コロナ規制の解除も日韓で見え始めてきているので、来年には日韓間を自由に往来できるようになるはずです。その際には、ぜひともまた明洞を訪れて、大きく変わってはしまいましたが、新しい新生明洞を満喫してみてください!クロヤンはソウルでみなさんをお待ちしておりま~す!!

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