コロナ禍も1年半を迎え、海外からの観光客が途絶えたソウルの街中は今、どうなっているのでしょうか。クロヤンがコロナに気をつけつつ、現地リポートを行いました!
まず最初はクロヤンの家からも歩いて行ける東大門に行ってみましょう。東大門で一番大きなファッションビルといえば、何と言っても「Doota」でしょう。2階にはカフェがあり、買い物に疲れたら、よくちょっと一服したものです。コロナで外国人は減ったものの、Dootaは今も健在でした。
ところが、Dootaの前にはテントが建てられ、そこでは超特価80%割引セールが行われているではありませんか。しかも品定めしているお客さんはおらず、店員さんだけが一人で暇そうにしていました。平日の夕方とは言え、人がいなさすぎて驚きでしたが、ファッションビルの中はどうなっているのでしょうか。
入口でちゃんと体温測定をして、いざ中に潜入です!
じゃじゃーん……。がらーーーん。
フロア全体にお客さんは何組かいたものの、どうやらマネキンの方が多そうな様相でした。そりゃ、ビルの前の8割セールにすら人がいないんですからね。それにコロナで最近は服なんかもネットで買う人が増えたり、ファッションビルよりは市内のアウトレットへ行く人が増えた気がします。ところが、2階のとある一角に溢れんばかりの人だかりが出来ているのでした!何があるのか近づいてみると、そこには……
なるほど、天下の星喫茶(별다방/ピョルダバン)ですね。社会的距離置き(ソーシャルディスタンス)で座席数が減らされてるせいで、空席がほとんどないほどの盛況ぶりです。いやはや、韓国では「星」は本当に強いコーヒー屋ですね。
Dootaを出て、一路(右方向)南へ。次なる目的地はクロヤンの語学留学時代からファッションのメッカ(?)とも言われていた「ミリオレ」へと向かいました。
ところがどっこい、天下のミリオレは入口が固く施錠され、正面入口は露店に占領されているではありませんか……。そして2004年当時、歌手の野外ミニコンサートが頻繁に行われていた舞台は…靴屋が商品を並べて陳列棚と化していました。ちょっと悲しくなりながらも、ファッションビル裏手にあるご飯屋はどうなってしまったのだろうと気になって一本奥へと入ってみることにしましょう。
平日夕方とはいえ、時間は午後7時を回り、ご飯時だったにも関わらず、さすがに場所が東大門ということもあり、サラリーマンなどの姿もほとんどなく、辺りは閑散としていました。やはり観光客メインだっただけあって、人が集まらないのかもしれません。でも、ソウルに住んでいるクロヤンとしては、待たずに食べれるのでいい面もあるのかな?とか思ってしまいました。もちろん、お店のオーナーは大変でしょうけどね。
そして最後はこの写真です。「グッドモーニングシティーショッピングモール」前の広場ですが、あの奥に見える屋台ブース、ご存知の方もいるのではないでしょうか。あそこに、超有名なクレープおじさんがお店を構えているんです!でも、全部閉まっていますね…。やっぱりコロナで辞めちゃったのかな……と近づいて見たら、この日が偶然定休日なだけでした!でも、もしかするのでネットで検索してみたら、6月頭に行って来たというブログがあって一安心です。やはり知ってるお店が残っているのは、なんだか安心するものですね(^^