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世界遺産の旅 4

南漢山城
百済歴史地域
韓国の書院



【南漢山城】
남한산성

(c)韓国観光公社

漢陽(ハニャン=現在のソウル)を守る四大要塞のひとつであった南漢山城(ナマンサンソン)。

石垣で築かれた南漢山城の周囲は約12キロもあり、自然の石を使って大きな石を基礎に、小さな石を上部に積み重ねて作られています。

東西南北にそれぞれ4つの門と門楼、16の暗門を作り、東西南北4ヶ所に将台を設けました。城内には守御庁を置いて官衙課倉庫、行宮が建設されています。
ここを舞台として作られた作品に、イ・ビョンホン主演映画『天命の城(原題:南漢山城)』があります。

【百済歴史地域】
백제역사유적지구
(c)韓国観光公社

百済歴史遺跡地区とは、忠清南道公州市から扶余郡、全羅北道益山市にかけて分布している遺跡群を指しており、韓国の古代国家のひとつである百済の痕跡を窺い知ることができます。

華やかな文化を花咲かせた百済の王宮や寺院の跡が見られるため、一度は訪れてみたい魅力的な観光スポットです。隣国との交流を通して発展した百済の文化的価値がよく分かる遺跡で、特に中国・日本などとの相互文化交流の証拠となる点が高く評価され、世界遺産に登録されました。

百済歴史遺跡地区は公州公山城(コンジュ・コンサンソン)、宋山里(ソンサンニ)古墳群と武寧王陵(ムリョンワンヌン) 、官北里(クァンブンニ)遺跡と扶蘇山城(プソサンソン)、定林寺址(チョンリムサジ)・定林寺址五層石塔、陵山里(ヌンサンニ)古墳群、扶余羅城(プヨ・ナソン)、益山王宮里(イクサン・ワングンニ)遺跡、弥勒寺址(ミルクサジ)の計8つの遺跡で構成されています。

韓流ドラマ『薯童謡(ソドンヨ)』や『階伯(ケベク)』といった物語の舞台ともなっています。

【韓国の書院】
한국의 서원
(c)韓国観光公社

漢字文化圏の東アジア(日本、朝鮮、ベトナム)に波及した前近代の学校、私塾の一つです。

韓国的特性がよくわかる、性理学教育機関として紹修(ソス)書院、灆渓(ナムゲ)書院、玉山(オクサン)書院、陶山(トサン)書院、筆岩(ピラム)書院、道東(トドン)書院、屏山(ピョンサン)書院、武城(ムソン)書院、遯岩(トナム)書院の9ヶ所で構成されています。この9ヶ所は、興宣大院君による書院撤廃令が出された時にも撤廃を免れ存続した書院です。

これらの書院は16世紀から17世紀に設立された、性理学を教える教育施設で現在に至るまで韓国の性理学と関連した文化的伝統がよく保存されているという点において世界遺産の必須条件である「顕著な普遍的価値」を認められました。

韓国の14番目の世界文化遺産として登録されています。



4日に渡って、韓国の世界遺産を紹介してきました。今のことろ、14か所ありますのですべては紹介しきれていませんが、またの機会に特集できればと思います。

古代の韓国を感じられる世界遺産巡りをしてみたいですね★

明日は、抽選で当たるプレゼントをご用意させていただきましたので、お楽しみに。
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