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各国からファンが集結!
チャン・ドンゴンの軌跡
キメてる方が楽?!
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各国からファンが集結!

2009年3月6日、37歳の誕生日を迎えるチャン・ドンゴンを祝うために、強風と雨のなか約4,500人のファンが日本の横浜に集結した。

開演前、ステージ上の青い地球儀が、ざわめく会場のなかで静かな存在感をもって光りを放っていた。

開演時間の19時になると、ステージ上のスクリーンに過去の出演作が次々と映し出され、一冊の本に納められた。

ついに、チャン・ドンゴンのイベント「Jang DongGun's STORY」の幕開けだ。

映像が終わると、イベント開始前から存在感を放っていたステージ上の地球儀が割れて、中からチャン・ドンゴンが登場した。

チャン・ドンゴン「(日本語)アンニョンハセヨ、チャン・ドンゴンです!」

地球儀からさわやかに登場したチャン・ドンゴンは、久しぶりに会ったファンと笑いあって、「遠い横浜で皆さまにお会いできてうれしいです。一緒に楽しい時間を過ごしましょう。」と流暢な日本語であいさつをした。

つづいて韓国語、中国語、英語で同様のあいさつがされると、客席から「おぉ~!」と感嘆の声があがった。

チャン・ドンゴン「今日のイベントには日本はもちろん、韓国や香港からもファンの方がお越しくださいました。わずかですが、いろいろと準備をしましたので最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。…ちょっとお水を一杯(笑)。」

ステージに設置されたバーカウンターで水を受け取り、お水を口にしたあとチャン・ドンゴンは落ち着いた様子でステージ中央の椅子に腰掛けた。

チャン・ドンゴン「今日は俳優として歩んできた17年間を振り返りたいと思います。」

チャン・ドンゴン本人が語る、「俳優の軌跡」。照明がゆっくりと落とされ、会場は静かにチャン・ドンゴンの物語に引き込まれていった。

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チャン・ドンゴンの軌跡

チャン・ドンゴン「俳優として歩いてきた17年間、そして今。」

椅子に腰掛けて本を開き、チャン・ドンゴンが自身の俳優生活を語りだした。初めて撮影スタジオに足を踏み入れたときからドラマ『イヴのすべて』出演を経て映画の世界に踏み込んだこと。『友へ チング』、『ブラザーフッド』、『タイフーン』…。

チャン・ドンゴン「人前に立つことがどれだけ大変なことか、そして、それは絶え間ない努力をしてのみ成り立つのだということを知りました。」

チャン・ドンゴン「映画をご覧になった皆さんに少しでも潤いを与えられるなら、それは僕にとって、この上ない幸福です。チャン・ドンゴンという名前で歩んだ道…チャン・ドンゴンの物語でした。」

本を閉じると、会場には割れんばかりの拍手が響き渡った。拍手を一身に受けたチャン・ドンゴンは、恥ずかしそうに笑ったあと司会をつとめるアナウンサーの小倉淳氏を迎えた。

小倉「日本にはいついらっしゃったんですか?」

チャン・ドンゴン「昨日来日しました。2年ぶりに日本に来ることになってすごくうれしかったのですが、寒いなか皆さんが外で待っていらっしゃると知って胸が痛みました。」

小倉「ねぇ~。…でももう雨止んだんですって(笑)。」

降り続いていた雨はイベント開始時間にピタリと止んだそうで、小倉氏の言葉にチャン・ドンゴンは笑顔を浮かべた。

日本に来たいと思ってもなかなか来れなかったと言って、チャン・ドンゴンは2年ぶりの来日を温かく迎えてくれたファンに感謝の気持ちを述べた。

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キメてる方が楽?!

ステージに設置された椅子に座ると、小倉氏は改めて隣に座ったチャン・ドンゴンを見て口を開けた。

小倉「横に座ってみると…驚くほど鼻が高いですね~!(笑)さて、これまでたくさんの作品に出演されましたが、思い浮かぶ作品やキャラクターはありますか?」

チャン・ドンゴン「ドラマは『イヴのすべて』です。映画で(題材が)重くて悲しい役ばかり演じていたので、楽しく明るい気持ちで撮影できたことで記憶に残っています。…映画は、ほぼすべての役柄で苦労しました。なかでも『ブラザーフッド』は戦争映画だったので、大変だったことを覚えています。」

小倉「映画ではシリアスな役、ドラマでは笑顔が多いですが、ドラマと映画、どちらが実際の姿と近いですか?」

チャン・ドンゴン「楽しい役を演じているときは、撮影をしていなくても楽しいままでいられますが、シリアスな役を演じているときは、撮影がなくても役柄の気持ちが残っていて憂うつに過ごすことが多いです。」

小倉「監督から見て、チャン・ドンゴンさんはどんな俳優なんでしょうね?」

チャン・ドンゴン「…真っ先にキャスティングしたい俳優だと思います(笑)。」

小倉「(笑)今日はですね、過去の作品から2つのチャン・ドンゴンさんを集めてみました。」

小倉氏の紹介でスクリーンに流れたのは、先ほどチャン・ドンゴン本人がつらい役ばかり演じてきたと言っていたとおり、「泣いているチャン・ドンゴン」の映像。

映像を見て、チャン・ドンゴンは「今より老けて見えますね」と苦笑してファンを笑わせた。

涙のシーンの次は「笑っているチャン・ドンゴン」の映像。笑顔のシーンが立て続けに流れると、それを見つめるチャン・ドンゴン自身も顔いっぱいに笑みを広げた。

チャン・ドンゴン「…恥ずかしいです(笑)。普段あまり笑わない方なので、こうして観ると何かぎこちない感じがします。笑うより、こうやって少しかっこつけてポーズを取る方が、気が楽です(笑)。」



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