元IZ*ONEのイ・チェヨンが6日、東京・『KANDA SQUARE HALL』で日本デビュー記者発表会とショーケースを行った。
8日に日本デビューシングル『ボクノコエ(My Voice)』をリリースしたチェヨンは、得意の日本語で新たなスタートへの喜びを語った。
秋らしい色合いのキュートな衣装で登場したチェヨンは、トップスの花と独特な色のストッキングがコーディネートのポイントだと紹介。日本デビューを目前にした心境を尋ねられると、「待ちに待った日本デビューをすることができて、本当にうれしくて、今もドキドキします」と話した。
大切な日を前にしばらくは眠れず緊張の日々もあったというが、前夜はしっかり眠れたそう。
「今日は本当に重要な日だから、よく寝ました」と明かし、当日の朝は半身浴やストレッチで体を整えてきたという。日本の楽屋の香りに、IZ*ONEとして活動していた頃を思い出したとも語り、久しぶりの日本での活動への期待をにじませた。
IZ*ONE時代は頻繁に来日していたことから、日本はチェヨンにとって身近な国。日本に来ると必ず立ち寄る場所を聞かれると、「コンビニです」と即答した。パンやデザートを楽しみにしているそうで、今回は秋限定のさつまいもお菓子が気になる様子。日本の街並みも好きで、「必ず写真を撮ります。インスタのために」と話すなど、ステージとはまた違う親しみやすい一面ものぞかせた。
そんなチェヨンが、日本での新たな出発に選んだのが『ボクノコエ(My Voice)』だ。楽曲については「温かいメロディーと歌詞に集中して聴いてくださったらうれしいです」と紹介。「今度のデビューを通じて、いろいろな姿でご挨拶するので、楽しみにしてください」と呼びかけた。
これまでのダンスやパフォーマンスの印象に加え、今回は日本語の歌声を通して自身の気持ちを届ける。ミュージックビデオでは、登場する男性を、恋愛の相手としてだけ捉えるのではなく、「日本のファンの方々を想像した人物として見ていただければと思います」と説明。楽曲にも映像にも、日本で待っていてくれた人たちへの気持ちを込めていることを明かした。
新曲を通して届けたいのは、「日本のファンの方々に会いたかった」という思い。「美しい歌詞にも集中して聴いていただければと思います」と話し、その歌声を披露した。
初披露を終えると、改めて「本当に待ちに待った日本デビューができて、とても光栄です。ファンの皆さんにたくさん好きになっていただけたらうれしいです」とコメント。お気に入りの歌詞には「まだまだ終わらない いつまでも どこまででも」を挙げ、この部分で込み上げる感情を、そのまま聴く人に届けたいと語った。
さらに、待ち続けてくれたファンへの感謝を伝えながら、楽曲に込めた気持ちを説明した。
「『ボクノコエ』は、パフォーマンスよりも私の感情や真心を込めて、少し慎重にご挨拶をするような曲として準備しました。聴きながら、一緒にときめくような気持ちを感じて、これからの活動にもたくさん期待していただけたらうれしいです」
日本でかなえたい目標を聞かれると、まず口にしたのは、ファンと会う機会を増やしたいという願いだった。日本のファンに会いに来られなかったことを残念に思っていたというチェヨン。「たくさんお会いできるような活動を一生懸命していくので、ぜひ会いに来ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。
自身の声については「とても普通の声だと思っています」と控えめに語りつつ、澄んだ響きも持っていると分析。どんなジャンルの楽曲でも、自分らしい色で歌える声だと考えているという。
新曲を最初に聴かせたのは両親だった。2人とも気に入ってくれたそうで、発売前から音源を欲しがり、今も車の中で聴いていると紹介。日本での挑戦を、家族も楽しみにしている様子がうかがえた。
発表会の終盤には、日本デビューを祝うケーキが登場。さらに、チェヨンには知らされていなかったメッセージ動画が流れた。
画面に登場したのは、IZ*ONEで苦楽をともにした矢吹と本田。矢吹は、チェヨンが韓国で発表した楽曲もずっと聴いていたと話し、日本語の曲を聴けることを楽しみにしていると祝福した。
「日本でデビューするというのを日本語で連絡くれたのが、すっごくびっくりして。今でも日本語が上手なんだと思って。早く曲聴きたいです。いっぱい聴くね。応援してるよ」
本田は、
「もしも日本で、日本のことで困ったこととかがあったら、いつでも連絡してください。日本での活動、新しいスタート、ずっとずっと応援してます」
と優しく投げかけた。IZ*ONE時代、韓国語がまだできなかった自分をチェヨンが助けてくれたことを振り返り、感謝の気持ちを伝えた。
かつてグループとして支え合った2人の言葉に涙をこぼしたチェヨンは、「これから頑張っていけるなと思いました」と決意を新たに。
仲間や家族の応援を受けながら、チェヨンの日本での新しい一歩が始まる。