元BIGBANGのG-DRAGONが、180分に及ぶワールドツアーのフィナーレを華やかに飾った。G-DRAGONは14日、ソウル・クロ区の高尺スカイドームで「G-DRAGON 2025 WORLD TOUR [Ubermensch] IN SEOUL : ENCORE」を開催した。
今回のソウル公演は12日から3日間にわたり行われ、約5万4千人の観客を動員。今年3月に韓国・高陽を皮切りに、日本、マカオ、台北などアジア太平洋地域、さらにニューヨーク、ラスベガスといった北米、フランス・パリまで巡った大規模ワールドツアーの締めくくりとなった。
公演は昨年発表した「POWER」で幕を開け、「HOME SWEET HOME」ではテヤン、テソンと共に登場。3人によるエネルギッシュな共演に、会場から大きな歓声が上がった。その後も「Crayon」「Who You?」「Crooked」「Heartbreaker」「TOO BAD」「Untitled」などヒット曲が次々と披露された。
セットリストだけでなく、テヤン、テソンをはじめ、ウィング、ヒス、ヘルキャット、ハックルらビートボクサー4人、ダンサーのバダといった豪華ゲスト陣も注目を集めた。ウィングとは「2025 MAMA」に続き合同ステージを披露し、バダとは「Smoke」チャレンジで共演。ワールドツアーの最終公演らしく、ドローン、花火、大型LEDなど多彩な演出が没入感を高めた。
一方で、ライブでは不安定さを感じさせる場面もあったが、過去の議論を払拭するかのように、全体としては進化したパフォーマンスで存在感を示した。G-DRAGONはステージ上で「うまくやりたい気持ちはあったし、努力もした。ただ、質と量のすべてを同時に追うのは簡単ではなかった」と率直な思いを語り、「毎日が本当に大切で特別だった。共に過ごしてくれた皆さんもお疲れさま」と感謝を伝えた。
さらに来年の活動にも言及し、「やるべきことが本当に多い。来年はBIGBANGのデビュー20周年でもある。4月からアメリカで準備を始める予定だ」と語り、今後への期待を高めた。
全ての記事と写真を見るには、有料会員登録が必要です。
下記ボタンよりログイン後、会員登録へお進みください。