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取材記事

同作品は、視覚障害を持ちながらも篆刻の職人となったイム・ヨンギュの息子、ドンファンが、母の死の真相を追う物語を描く。


Q.ご挨拶をお願いします。

パク・ジョンミン「イム・ドンファンと若きイム・ヨンギュを演じたパク・ジョンミンです。本日はお越しいただきありがとうございます」


クォン・ヘヒョ「イム・ヨンギュ役を演じたクォン・ヘヒョです」


シン・ヒョンビン「チョン・ヨンヒ役を演じたシン・ヒョンビンです。お会いできてうれしいです」


イム・ソンジェ「ペク・ジュサン役を演じたイム・ソンジェです」


ハン・ジヒョン「キム・スジン役を演じたハン・ジヒョンです」

Q.パク・ジョンミンさん、役の紹介をお願いします。

パク・ジョンミン「視覚障害者であり、篆刻の職人であるお父さんを尊敬し、守りながら生きていましたが、ある日、家出したと思っていたお母さんが白骨になって現れます。お母さんの写真のない葬式を行おうとしていた時、キム・スジンPDに出会い、一緒にお母さんの死を調べます」

監督「パク・ジョンミンさんは演技がとても上手な役者で、今や韓国を代表する演技派俳優になりました。韓国の演技派俳優といえばパク・ジョンミンさんが浮かぶべきだと思います」

パク・ジョンミン「からかってます?(笑)現場で僕は何か悪いことをしましたか?(笑)」

監督「深くなった苛立ち(笑)。以前は苛立ちを演じている感じでしたが、今回は苛立ちにキメができて、深みができていました。映画をご覧になったら深みのある苛立ちだと感じていただけると思います」

クォン・ヘヒョ「ジョンミンさんの演技の5割が苛立ちでした(笑)」

監督「苛立ちをあんなに自由自在に演じられる方の演技を直接見ることができて光栄でした。序盤は苛立ちを抑えている演技をしていましたが、それは観客をものすごく不安にさせます。苛立ちが上手な人がそれを抑えていたら映画のテンションが作られました」

パク・ジョンミン「今の言葉を長文のメールでいただきましたが、とても不思議な気分でした」

Q.パク・ジョンミンさん、1人2役に挑戦しましたが、監督に自ら提案したそうですね?

パク・ジョンミン「息子がお父さんの若い時代を暴いていくことにおいて、それを息子役の役者が演じれば観客に不思議な感情を伝えるのではないかと思いました。僕も一度も挑戦したことがなかったので、軽く投げましたが、素早く受け止めてくださって‘出演料を節約したいからかな?’と、冗談です(笑)。あまりにも何気なく‘そうしよう!’と言っていただいてありがたかったです(笑)」

監督「解けなかった悩みが解決された気がしました(笑)」

Q.クォン・ヘヒョさん、イム・ヨンギュはどんな人物ですか?

クォン・ヘヒョ「前が見えない役だったので、撮影の時はレンズを嵌めていましたが、それを嵌めたら実際に前が見えなくて演じやすかったです。普通はすべての情報が目を通して入ってきて、相手の動き、息に刺激を受け、反応しますが、見えなくなったらむしろ落ち着いて気が楽になりました。


自分がどう見えるのかを意識しなくてもよかったので気楽でした。逝去した義理のお父さんが視覚障害者だったのですが、隣で見ていたことが知らず知らずのうちに勉強になっていたと思います」

Q.パク・ジョンミンさん、クォン・ヘヒョさんとの父子役の相性はいかがでしたか?

パク・ジョンミン「幸いに僕が先に撮影させていただいて、先輩が僕の撮影分を見て、僕の演技的な面から共通点を作ってくれました。顔はすごく似ていませんよね(笑)。僕の演技と共通点を作って表現してくれたおかげで、監督に“僕の顔から、クォン・ヘヒョ先輩の面影が見える”と言ったことがありました。先輩の思いやりに感謝でした。


普段から尊敬していた先輩なので、一緒に演じていたら先輩の演技をぼーっと見てしまったことがありました。僕は判子を彫ることを少し習いましたが、(クォン・ヘヒョ先輩が判子を彫っている姿を見て)監督から“あなたがいくら彫っても、あの職人の顔は出ないよ”と冗談交じりで言われましたが、モニターを見て‘これは職人だ!’と(先輩に)跪きました」

Q.シン・ヒョンビンさん、チョン・ヨンヒはどんな人物ですか?

シン・ヒョンビン「イム・ヨンギュの妻で、ドンファンの母親でしたが、突然跡形もなく消え去ります。ヨンヒの特殊な事情がありますが、それは映画的な装置として働きます。見る人によって受け止め方は異なると思いますが、私はこの人なりに善良で正義のある人だと思ってそれをどう表現すればいいか悩みました。顔を前面に出さず、これまでと違った方法で表現しなければならなかったので工夫しながら撮影しました」



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