そんな上白石から韓国語で「ようこそ日本にお越しくださいました!」と迎え入れられる形でステージに姿を現したのは、キム・ゴウン、ノ・サンヒョン、イ・オニ監督の来日組。拍手喝采の日本のファンに向けてゴウンは「去年に続いて今年も私が出演した作品を紹介する事が出来て光栄です。この時間を皆さんと楽しみたいです」と手を振りながら挨拶。サンヒョンはおもむろに取り出したスマホのメモに目を落としながら「こんばんは。フンス役のノ・サンヒョンです。お会い出来て嬉しいです」と流暢な日本語で挨拶し、上白石も「日本語でありがとうございます!」と大喜びだった。オニ監督は「大勢の皆さんに映画を観て頂けることになり、緊張していますし、ワクワクもしています。素晴らしく美しい俳優たちをじっくりと鑑賞してくださいね」と呼び掛けた。
上白石から、本作出演の経緯を聞かれたゴウンは「台本を貰って読んでみたら、あっと言う間に読み終わりました。こんなに面白い作品こそ早く作られるべきだという気持ちが強かったです」と述べた。サンヒョンは「面白いシナリオだったし、読んだ段階でゴウンさん、オニ監督が一緒に作ると聞いていたので、そんなお二人とお仕事が出来るというのも出演の決め手でした」と回想した。
作品にちなんで上白石から「どんな20 代を過ごされましたか?」と聞かれたゴウンは「大学時代は模範的な学生として頑張っていました。私は本作で演じたジェヒほど遊ばなかったのでそれが残念でした。本作では沢山のクラブシーンがあるので、そこではワイワイと騒いで遊びまくりました」と笑顔。サンヒョンは「大学に行ったり、モデルの仕事や演技の仕事もして、軍隊にも行ったり、多様な経験をして紆余曲折ある人生を過ごしていました。アメリカにも長い間住んでいたこともあり、自分のアイデンティティについて混乱を抱えていました。でもその経験のお陰で今回演じたフンスの混乱ぶりも理解できた気がします」と返答。これを受けて上白石は「本作にはお二人のお芝居を超えたリアルな感情が映っていたような気がしました」と納得していた。
一方、オニ監督は「私の20 代は失敗を恐れながら過ごしていたので、本作を通じて当時心残りだった20 代をもう一度取り戻そうとするような意欲を含めて映画を作りました」と本作に込めた想いを明かした。
最後にオニ監督は「皆さんにこの映画をどのように観て頂けるのか非常に楽しみ!」と日本の観客に呼び掛け、サンヒョンはスマホのメモを見ながら「今日はお越しいただきありがとうございます。映画を楽しんでください。そして心が温かくなる一日になったら嬉しいです」と日本語でPR。上白石も「ありがとうございます!美しい日本語です」と感嘆した。
ゴウンは「こうして皆さんにお会い出来て心から嬉しく思います。皆さんがこの映画をどんな風に観てくださるのか今からワクワクして期待しています。肩の力を抜いて気楽な気持ちで楽しんでいただけたら嬉しいです」とニッコリで、上白石も「お三方の温かさがそのままスクリーンに映っているような映画になっています。その余韻と共に皆さんに映画をご覧いただき、鑑賞後の感想をSNS で共有していただければと思います」と期待を込めていた。
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