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取材記事

【作品概要】1979年10月26日、上官の命令により大統領暗殺事件に連累されたパク・テジュと、彼の弁護を引き受けながら、大韓民国最悪の政治裁判に飛び込んだ弁護士チョン・イヌの物語を描く。

Q:ご挨拶をお願いします。


チョ・ジョンソク「チョン・イヌ役を演じたチョ・ジョンソクです」

ユ・ジェミョン「チョン・サンドゥ役を演じたユ・ジェミョンです」

チョン・ベス「プ・ハンミョン役を演じたチョン・ベスです」


ソン・ヨンギュ「弁護士チェ・ヨンナム役を演じたソン・ヨンギュです」


チェ・ウォニョン「検察官ペク・スンギ役を演じたチェ・ウォニョンです」

Q:出演を決めた理由を教えてください。

チョ・ジョンソク「10・26事件についてはよく知っていたのですが、シナリオを読んだら知らなかった人物の物語があったので興味が湧きました。‘こうだったんだ’と歴史の勉強にもなりました。パク・テジュを弁護するチョン・イヌ役の提案をいただいてから台本を読みましたが、どうしても弁護したいという欲望が湧きあがり、ぜひ参加したいと思いました」

ユ・ジェミョン「これまで演劇や映画など、たくさんの作品に出演してきましたが、この作品は不思議な気分になりました。実際の事件をモチーフとしていて、役者としてこの役をどう臨めばいいかと悩みました。実際の人物がぼんやりと思い浮かんで、彼らの声が聞こえるような気がして、出演を決めるまで数日間悩みました。遣り甲斐を感じさせた作品です」

チョン・ベス「シナリオを読んだら胸が詰まりました。監督、チョン・ジョンソクさん、(故)イ・ソンギュンさん、ユ・ジェミョンさんが決まっていたので、出演しない理由がなかったです」

ソン・ヨンギュ「僕が小学生だった頃にあった事件ですが、僕がその年齢になり、激動の時代に民主化を熱望する弁護人役を演じることになって胸が詰まりました。監督と良い役者たちと共演できるので断れない作品でした」

チェ・ウォニョン「本を読んだ時、重みがあって惹かれました。歴史的な事件をモチーフにフィクションを加えた物語で、直接経験していないけど、知らなかったことや痛みを知ることができる作品になるのではないかと思いました。監督や素晴らしい俳優たちが出演すると聞いて、このような作品に参加できれば光栄だろうと思って出演しました」

Q:チョ・ジョンソクさん、チョン・イヌを演じるに当たり、重点を置いた部分と、大変だった部分を教えてください。

チョ・ジョンソク「法廷での泥仕合が得意な人です(笑)。パク・テジュを弁護していたら、少しずつ間違っていく裁判に憤怒し、心が少しずつ変わっていきます。この映画でチョン・イヌが唯一の加工人物です。当時の裁判の記録や、裁判に参加していた人を代弁する人物で、すべての状況を観客に伝える人物であり、もしかしたら第3者の目で状況を見て判断できる人物だと思ってそういう部分に重点を置いて演じました。僕の心、心理の変化を抑えるのが一番難しかったです。演じていたら怒りが込み上げてきた瞬間も状況に合わせて適切に表現しなければならなかったので。特に基準はなかったですが、監督と事前に話し合った部分があったのでそれを考えながら演じました」

Q:監督、故イ・ソンギュンさんとの作業はいかがでしたか?

監督「彼に一番目に“なぜこの作品を選びましたか?”と聞いたのですが、“チョ・ジョンソクさんのため”と言われました。“チョ・ジョンソクさんはいい役者だと思う。だから共演しながら、見習いたい”と言っていました。あんなに立派な俳優がまだ好奇心もあり、熱望もあるんだ。学ぶ姿勢で臨んでいるんだと思って驚きました」



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