Q:初めての作品を終えた感想を聞かせてください。
「監督、共演者が集まって最終話を一緒に見ました。キャラクターも作品もハッピーエンドだったのでとても幸せでした。初めての作品、キャラクターだったので、誰かが死んだりしていたら心苦しかったと思いましたが、幸せな結末だったので、私も幸せで嬉しくなり、クリスマスのプレゼントのようでした。ドラマを見終わった後、共演者の顔を一人ひとり見ましたが、とても愛おしかったですし、ありがたかったです」
Q:初めて演技に挑戦しましたが、満足度はいかがでしょうか?
「満足度はかなり高いです。その理由は僕が演じたことに比べて良く出来上がったからです。監督たちがよく編集してくださったおかがでした。自分の演技が物足りなくて、自分を責めて苦しんでいたシーンが全部よく生かされていました。もちろん、実力が不足していることはよく見えましたが、まるで試験で適当に選んだ問題が半分以上正解したような感じだったので(監督たちに)本当にありがたいと思いながら(ドラマを)見ていました」
Q:どんなシーンが一番大変でしたか?
「海辺で(ヒョンソに)告白するシーンと、(階段で)ヒョンソと一緒にビールを飲みながら言うセリフも簡単ではなかったですが、編集のおかげでいいシーンに出来上がりました」
Q:演じ難かったシーンはどんな風に解いていきましたか?
「監督と話し合うことだけが正解だと思いました。ただ、話し合う前に自分にできるものをいろいろ演じてみます。テイクは何回行ってもいいので、そのようにやっていけばいいと思いながら努力しました」
Q:作品に入る時、いろいろな考えをしたと思いますが、どんな考えをしましたか?
「まず、とても運命的な作品だと思いました。僕とケイは似ている部分が多かったです。シンガーソングライターであることと、ケイの年齢は僕がデビューした年齢です。また(ケイはカナダ出身ですが)僕もカナダに住んだことがありました。ケイはギターを弾き、僕はピアノを弾くことだけ違ったので、何だか鏡の世界の自分を見ているような気がしました。この作品に出会うためにこれまで音楽をして来たかもしれないと思うくらい運命のように感じました。ですが、プレッシャーがあり、よくやり遂げられないと思いました。もちろんよくやり遂げるために努力はするけど、演技は今だけ力を入れてできるものではないです。素晴らしい役者たちは20年、30年間、毎日発声のトレーニングをし、自分を磨いてきていますよね。サッカー選手がその日だけ頑張ってゴールを決めるものではないですよね。普段から頑張って練習しておかないとです。僕はまだ新人なので足りないのは当然のことなので、うまく演じられないことに焦らず、今自分にできることをしようと思いました。肩の力を抜いて欲を張らず、準備したことを頑張って披露しようと思いました」
Q:役者になりたいという夢はありましたか?
「なかったです。音楽をしながら音楽に役立つと思って演技を習い始めました。舞台に立つことも多いですし、ミュージックビデオを撮りますし、歌う時も歌詞を上手く表現するために演技を習い始めましたが、音楽を始めた時と似ている感じがしました。これは僕の一生の職業になるかもしれないという印象を受けて、より真面目に臨むようになりました」
Q:ケイのどんな魅力を見せたかったですか?
「ケイはとても純粋ながらも、少しアメリカ人のような感じがしました。ヒョンソのプライバシーを尊重しながらも少しぶしつけなところがありますが、線を越えることはないと思いました。スホのライバルになり、スホに競争心を植え付けたいという欲が湧いたときも多かったですが、それはケイではないと思いました。ケイは3人が合宿しているこの状況がただ幸せで、ヒョンソ姉さんが大好きでちょろちょろついて回っているだけなので、そこまで表現しようとしました」
Q:監督からリクエストされた部分はありますか?
「撮影自体が初めてだったので、バストショットではどうすればいいか、フルショットではどうすればいいのかなど、基本的な部分でいろいろ教えてもらいました。バストショットを撮っている時、顔の前で手を動かさないことなど。他にはケイについて相談した時、いろいろ聞かせてくれました」
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