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映画『ニューノーマル』マスコミ試写会


Q:チョン・ドンウォンさん、自分の子ども(中学生)の時代の姿を見た感想はいかがでしょうか?

映画『ニューノーマル』マスコミ試写会
チェ・ジウ、ミンホ(チェ・ミンホ)、ピョ・ジフン、チョン・ドンウォン、ハ・ダイン
(c)(株)バイフォーエムスタジオ


チョン・ドンウォン「そんなに時間が経っていないですが、“だいぶ変わっている”と言われました。当時より二重瞼も濃くなりましたし、頬のお肉も落ちています。僕の姿を見るたびに感謝でした。二度とない姿をカメラに収めて映像として残すことができて光栄に思っています。多くの方にその姿を見ていただくのも光栄です。少し残念な部分もありますが、良く出来上がったようで嬉しいです」

Q:既存の姿と全く違う役に共感ができなかったことがあれば教えてください。

チェ・ジウ「監督から‘何気なさ’と‘冷たさ’、‘冷ややかさ’をリクエストされました。1930年代の古典映画『M』をオマージュした場面もあってそれについても聞かせていただきました。狭くて暗い空間でイ・ムンシクさんと動きを合わせる場面が少し難しかったですが、イ・ムンシクさんの思いやりのおかげでうまく演じることができました」

チェ・ミンホ「フンは純粋で好奇心が溢れる人物なので、どうすれば子どものような純粋な眼差しを表現できるかを悩みながら演じました」

ピョ・ジフン「台本を読んだ時、ギジンは共感しにくいキャラクターで、共感は全くできなかったです。なぜこんな行動をするんだろう?と思いながらギジンを見て、研究しようとしたのですが、全く共感できなかったですし、理解もできなくて監督に電話していろいろ聞いたり、現場では監督に頼って演じました。ギジンに似ているキャラクターや作品を見て工夫しました」

ハ・ダイン「ヨンジンは私の性格と違ったので内的・外的にいろいろ準備しました。監督からダイエットを提案されて8kgくらい減量しました。ヨンジンのスタイルはユニークで、「スマッシング・パンプキンズ」のギタリストのジェームス・イハのヘア、80年代のグールプ「A-ha(アーハ)」のネックレスやブレスレットなどを参考にしながら一つひとつ作って行きました。そうしていたらよく集中できました。今の時代を生きていく若者を代弁する役だと思って、アルバイトをしてみたり、ドキュメンタリー映像を探してみたり、監督にいろいろ質問しながら準備しました」

チョン・ドンウォン「スンジンは撮影当時の僕と年齢も、雰囲気も似ていると思いました。熟から(友人たちと楽しそうに話しながら)出るシーンも、先生の顔色を伺うシーンも似ているようで自信を持って演じました」

Q:この映画のメッセージは何だと思いますか?

チェ・ミンホ「『ニューノーマル』とは新しい平凡さという意味です。映画での出来事は日常でもありそうな物語が込められています。こういうのが普通になったという意味を込められている映画だと思います。劇中では一人ひとりが孤立しているので、全体の台本の読み合わせをしなかったです。それぞれ徹底に孤立した状態で撮影しました。‘孤立’はこの映画にピッタリのワードだと思います」

チェ・ジウ「この映画は‘末世スリラー’です。日常での恐怖をシリアスにならないようにブラックコメディが加えられていて世代を問わず楽しんでいただける映画だと思います」

ピョ・ジフン「孤立しているからこんな結末になったのではないかと思います。監督はそういうのを伝えたかったのだと思います」

ハ・ダイン「悲劇的な部分があり、それを通してこんな風に生きてはいけないと解釈しました。それぞれのキャラクターが孤立しているのが気の毒でしたが、今を生きていく人として共感できる部分がありました。監督はニュースや現実に基づいてシナリオを書いたそうです」

チョン・ドンウォン「多様な人たちが経験できそうな題材を描いている映画なので、自分にもあり得ることだという警戒心を植え付けようというメッセージが込められていると思います」



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