Q:監督、飲酒運転で自粛中のペ・ソンウさん(※)の分量はどうなりますか?プレッシャーはなかったでしょうか?
※ベルリンオリンピックで銅メダルを獲得し、ボストン大会にコーチとして参加したナム・スンリョン役を演じた
監督「ペ・ソンウさんのことは心痛いですし、悔しく弁解の余地がありません。その状況を接して、後半作業をしながらどうすればいいか分からず、手ごわかったですし、大変でした。周りの意見もたくさん聞き、作業しながらじっくり考えましたが、1947年度の3人の実話をモチーフにしている物語で、その方々の人生と業績がこの映画にたっぷり詰まっているので、役者のことでその先生の人生の軌跡や業績な縮小されるのは道理ではないと思って悩んだ末、この作品が目指そうとした方向に忠実して締めくくるのが監督としてのやるべきことだと思いましたし、その方々への礼遇ではないかと思ってそのように仕上げました。ご了承くださいますようお願い申し上げます」
Q:ハ・ジョンウさん、夏に公開された『非公式作戦』は(興行に)失敗しましたが、チュソク(旧盆)に新作が公開されることにプレッシャーはありませんか?この作品の強みは何ですか?
ハ・ジョンウ「とても悔しかったですし、心が痛かったです。内部的にはすごく期待していたのですが、現実は違ったので。苦杯をなめたのは初めてではないので、良い経験だと謙虚に受け止めて、個人的に誤答ノートを作り、より良い作品を作っていくように心血を注いでいきたいと思っています。
ソン・ギジョン先生役を演じただけで光栄です。胸がジーンとして、熱くなる作品です。僕がシナリオを読んで感じた気持ちが観客にそのまま伝わってほしいです」
Q:イム・シワンさん、ソン・ガンホさん、ソル・ギョングさんなど、お兄さんとの作業が多かったですが、2人はどんなお兄さんでしたか?
イム・シワン「すべての先輩との仕事は良い記憶しかありません。撮影しながら同時に勉強にもなるので、この上ないいい機会だと思うので、これからもこんな機会がたくさん与えられてほしいです。キム・サンホ先輩との年齢差は分かりません。年齢は重要ではないと思います。ただ友のような感じです。趣味生活をする時やお酒を飲む時、対等な人格帯としてお互いの価値観を分かち合える友のような感じです。
僕はメイクをし、撮影に入ったらそのシーンに集中しすぎてそれしか見えないタイプですが、後で振り返ったら最善を作ったのに何かが足りないと感じていました。ジョンウ兄さんは撮影の間のクール&ダウンが上手でした。体力の配分が上手だったので見習いたいと思って、次の作品からはシーンとシーンの間によく歩いています。先輩は普段からウィットに富んでいて、息をするだけで笑える力があります」
Q:最後に一言お願いします。
ハ・ジョンウ「この作品は、若い頃の夢が1つ実現された部分があります。2003年、焼き肉屋‘ピョクドルチブ’で監督が演出部と会食しながら映画について語り合っている姿を偶然見たことがあります。僕は大学校を卒業し、いろんな作品のオーディションを受けていた頃で、監督と一緒に仕事したいという気持ちが大きかったので、お店の名前とあの時の状況まではっきり覚えています。いつか役者になって監督の作品に参加し、あんな場で映画について語り合いたいと思っていました。役者を夢見ながらオーディションを受けていた青年ハ・ジョンウの夢が叶った意味がある作業であり、作品でした。チュソクに公開されます。思い切り楽しめる作品になってほしいです」
イム・シワン「1年前、仮編集分を見させていただきました。生きていきながら挑戦に対する機会や情熱がどんどんなくなっているような気がしますが、薄まった挑戦意識をまた湧いてくれる作品ではないかと思います」
キム・サンホ「実在した方々の物語を扱っただけ慎重になります。事実を描いたので(結末が知られていて)物語が弱点になるかもしれませんが、ドラマ的に緻密に作ったので、十分楽しんでいただけると思います」